ここ1週間ほど悩んでいましたが、もっと自分の見立てに沿ってアグレッシブにポートフォリオを組もうと思い、目標ポートフォリオを以下のように変更しました。
目標ポートフォリオ
- SPY 30%
- XLE 15%
- XLF 7.5%
- SPYD 7.5%
- GSG 5%
- 仮想通貨 5%
- ゴールド 5%
- 個別株 15%
- キャッシュ 10%
もともと、インフレ気味の物価が続く中で、景気は強く、金利は上がるという見通しであり、この見通しに変化はありません。
インフレは4-5%程度まで低下して一定おさまると思っていますが、そこからはスルスルと下がることはなく、2%を超えた状態で止まると思っています。また、FRBのバランスシート圧縮の話も出ているので、徐々に長期金利のほうがインフレ率を目掛けて2%を超えて、2.5%などまで上がっていくと考えています。
結果、テック株やヘルスケア株はさらに下落する一方で、長期金利の上昇の恩恵を受けて金融・銀行株が上昇、さらにコロナ後の移動増加やインフレによる原油価格上昇を受けてエネルギー株もさらに上昇すると考えています。
今回、その見通しに沿ってさらにアグレッシブにポートフォリオを偏らせることに決めたので、SPYの割合を減らしたほか、金利上昇に弱い仮想通貨やゴールドの割合も削って、XLEやSPYD、GSGに回しています。なお、SPYDは、不動産・地銀・エネルギーセクターの高配当バリュー株が多く含まれており、景気の拡大&インフレ局面に強いと想定されます。
前回の目標ポートフォリオ
- SPY 50%
- XLE 7.5%
- XLF 7.5%
- 仮想通貨 7.5%
- ゴールド 7.5%
- 個別株 10%
- キャッシュ 10%
今回の変更によって、インフレが収まってテック株が盛り返した場合にはインデックスに負ける可能性が高くなります。また、FRBが引き締めを急ぎすぎて、景気が弱くなった場合にもアンダーパフォームするかもしれません。
現在は、TECLなどは以前書いたように処分済みで、加えてDIAも処分、SPXLもだいぶ量を減らしており、以下のようなポートフォリオになっています。
現状のポートフォリオ
- SPXL 10%(実質SPY30%)
- XLE 15%
- XLF 7.5%
- SPYD 7.5%
- 仮想通貨 6%
- 個別株 14%
- キャッシュ 40%
目標ポートフォリオに揃えるためには、GLD、GSGを買い足す必要がありますが、それ以外は基本的にざっくりと目標ポートフォリオを達成しています。
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。