ポートフォリオにレバレッジかけたい人のために、最大MAXのレバレッジ比率を書いておきます。
まず、ポートフォリオのリスクとリターンを計算します。
たとえば、米株インデックスだと、超長期ならだいたいリターンが年率7%、リスクが20%くらい。
そうすると、MAXのレバレッジ比率は、7% / 20%^2で求められます。だいたい1.75倍。
これ以上にレバレッジをかけると、リターンを分布したときの中央値が悪化しはじめます。
さて、この計算式に基づくと、リスクに対してリターンがよいポートフォリオほどレバレッジをかけられることになります。
たとえば。
- ポートフォリオA
リターン10%、リスク20% - ポートフォリオB
リターン8%、リスク10%
リターンだけを比べると、ポートフォリオAの方がリターンが高いです。なので、レバレッジをかけないのであれば、僕ならポートフォリオAを選びます。
しかし、レバレッジをかけていいなら、少し話は変わってきますよね。
ポートフォリオAの最大レバレッジ比率は2.5倍。ポートフォリオBの最大レバレッジ比率は8倍。
ちょっとレバレッジ8倍となると、先物とか使わないと実際に掛けるのも難しくなってきますが、理論上はポートフォリオBはレバレッジを8倍まで掛けられるわけであり、そうすると、それぞれレバレッジをガンガンに掛けた場合のリターンはポートフォリオBの方がよくなります。
ってなわけで、レバレッジを掛けて良いということになると、最適なポートフォリオは米株インデックス100%とは限らなくなります。債券とか組み入れたり。
でも、まあ今は、インフレしそうとか金利上がりそうとか、債券を買うような局面ではないので、米株インデックス100%のポートフォリオに、自分のリスク許容度次第で、最大1.8倍程度のレバレッジをかけるという考え方で良いのではないかと思います。
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。