米国株の利回りは平均(インデックス投資)で7%【S&P500】

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キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。

 

今回のテーマ:米国株投資の利回りは?

 

最近、米国株投資が良いって聞くけど、どのくらい儲かるの?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

この記事で説明すること

  1. 米国株投資の平均利回り
  2. NASDAQやセクター別の利回り

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

米国株の利回りは平均(インデックス投資)で7%

 

アメリカ経済を代表するS&P500指数

S&P500指数は、アメリカ経済を代表する株価指数です!

 

アメリカには、S&P500指数というインデックス指数があります

S&P500指数は、アメリカを代表する500社の株価から算出されるため、米国株に投資をした場合の平均的な利回りに、だいたい一致すると考えられます。

つまり、S&P500指数の利回りを見ることで、米国株に投資した場合の平均的な利回りが分かるということです。

 

ちなみに、S&P500のうち時価総額が上位の銘柄は、以下のような顔ぶれになっています。

順位 銘柄名 ティッカー
1位 アップル AAPL
2位 マイクロソフト MSFT
3位 アマゾン AMZN
4位 ウォルマート WMT
5位 フェイスブック FB
6位 アルファベット GOOGL
7位 ジョンソン&ジョンソン JNJ
8位 JPモルガン・チェース JPM
9位 ビザ V
10位 P&G PG
11位 マスターカード MA
12位 ユナイテッド・ヘルス UNH
13位 AT&T T
14位 インテル INTC
15位 ベライゾン VZ
16位 ホーム・デポ HD
17位 コカ・コーラ KO
18位 バンク・オブ・アメリカ BAC
19位 バークシャー・ハサウェイ BRK-A
20位 ペプシコ PEP

 

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S&P500指数の利回りは7%

S&P500指数の過去の利回りはどのくらいだったのでしょう?

 

S&P500指数に投資をした場合の平均的な利回りは、インフレを考慮して6.5%〜7%程度です。

 

これは、ジェレミー・シーゲル教授『株式投資の未来』の中で発表したデータです。

 

ジェレミー・シーゲル教授は、S&P500指数が生まれた1957年〜2003年のS&P500のパフォーマンスを計算して、上述の結論を導き出しました。

 

日経平均株価との比較

米国株投資は、日本株投資よりも儲かる?

 

米国株投資の平均利回り7%前後という数字は、日本株投資よりも優れているのでしょうか?

S&P500指数と、日本を代表する日経平均株価のパフォーマンスを比較してみましょう。

 

以下のグラフは、S&P500指数ができた1953年のそれぞれの株価を1として、現在までの年末株価をグラフ化したものです。

 

バブルの時期までは、日経平均がS&P500指数を上回っていましたが、その後はS&P500指数が逆転しています。

また、全体でみると、日本株のパフォーマンスは不安定なのに対して、米国株のパフォーマンスは安定して右肩上がりが続いてきたことが分かります。

 

これが長期投資をするなら米国株投資が良いといわれる理由です。

 

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NASDAQやセクター別の利回りは?

 

米国株に投資した場合の平均的なリターンは7%程度ということが分かりました。

ついでに、S&P500指数以外の、米国株のパフォーマンスも見ておきましょう。

 

成長株が多いNASDAQの利回りは?

まずは、NASDAQです!

 

NASDAQはテック企業などの成長株が多く上場している市場です。

「成長企業に投資しようと思っている」という方は、 NASDAQの平均的な利回りが参考になると思います。

 

NASDAQが設立された1971年以降の、平均的な利回りは約12%です(インフレ未考慮)。

また、アメリカのインフレ率データが1980年以降しか見当たらなかったのですが、1980年以降のインフレ率は概ね年率3.2%でした。

1970年代はインフレ率が高いため、1971年以降だと、おそらく4%弱程度になると思います。

 

そうすると、インフレ考慮済みのNASDAQの利回りは、年率8%程度ということになります。

 

セクター別の利回りは?

セクター別も、見てみましょう。

 

以下は、再びシーゲル教授の『株式投資の未来』より拝借した数値です。

それぞれのセクターの利回りは、1957年からの平均利回りとなっています。

 

セクター名 利回り
ヘルスケア 14.20%
生活必需品 13.40%
ハイテク 11.40%
エネルギー 11.30%
一般消費財 11.10%
金融 10.60%
資本財 10.20%
電気通信 9.60%
公益事業 9.50%
素材 8.20%

 

ヘルスケアや生活必需品、ハイテクといったセクターは、不景気でも売上が落ちにくいため、パフォーマンスが良くなりがちです。

一方、同じく不景気に強い電気通信や公益事業といったインフラ系のセクターですが、こちらは成長が鈍いことに加えて、インフラを維持するための設備投資がかさんでしまうため、パフォーマンスが悪くなりがちです。

 

まとめ

今回は、以下のような内容を説明しました。

 

この記事のまとめ

  • アメリカを代表する500社の株価から計算されるS&P500指数の利回り(≒ 米国株投資の平均的な利回り)は、インフレを考慮済みで6.5%〜7%程度
  • NASDAQ(≒ 米国株の成長株投資の平均的な利回り)は、インフレを考慮済みで8%程度
  • セクター別では、ヘルスケア・生活必需品・ハイテクが良く、電気通信・公益事業・素材が悪かった

 

以上です!

 

米国株の基本を学ぶ

 

特集:米国株の始め方(初心者向け)はこちら!

米国株投資の始め方(初心者向け)

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