【LYFT】リフトの株価は割安?(2020年2月@39.9ドル)【ソフトバンクG流バリュエーション】

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キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1600万円ほど運用しています。

どうも、キャプテンです。

 

今回は、Lyft(リフト)の株価について、割高・割安を考えます。

Lyftの基本情報は、以下の記事にまとめてあるので、そちらを読んでくださいね。

【LYFT】リフト:株価・銘柄分析・決算・業績と配当

2020年1月11日

 

それでは、さっそくバリュエーションしていきましょう。

 

Lyftの株価は割安?

直近の経営状況の振り返り

まずは、簡単に直近の経営状況を振り返っておきましょう。

 

(1)利用者数・利用頻度ともに順調に成長中

Lyftは、UBERの競合で、自動車配車サービスを提供しています。

Lyftの特徴は、タクシー会社がサービスを提供するのではなく、一般人が自家用車を用いて運転手としてサービスを提供するC2Cの仕組みにあります。

いわゆるシェアリングエコノミーと呼ばれるようなサービスです。

 

Lyftは、利用者数・利用者あたり金額(利用頻度)ともに順調に成長しています。

2019年第4四半期の決算では、以下のような数値が発表されました。

  • 利用者数が約2,300万人(前年比23%増)
  • 利用者あたり金額が$44.40(同じく前年比23%増)

 

結果、Lyftの売上は順調に成長しています。

売上成長率こそ年々鈍化しているものの、まだ年率60%台という急成長を続けています。

 

(2)利益やキャッシュフローは赤字

一方で、利益や営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー等はまだ赤字が続いています。

 

(2)経営状況のまとめ

以下、Lyftの直近の経営状況を整理します。

  • 利用者数・利用頻度ともに順調に成長中
  • 売上は伸びているものの、まだ赤字の成長企業

 

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Lyftのバリュエーション

さて、続いてLyftのバリュエーションを見ていきましょう。

 

(1)バリュエーションの基礎は使えない

まずは、バリュエーションの基本を振り返っておきましょう。

DCF法に基づく計算式

事業価値 = フリーキャッシュフロー / (割引率 − フリーキャッシュフロー成長率)

 

この事業価値が、現在の売値(時価総額 + 純負債)よりも高ければ割安、低ければ割高だと判断できます。

 

しかし、Lyftは赤字企業であるため、一般的なDCF法で事業価値を計算することができません

そこで、今回はソフトバンク・ビジョン・ファンドで用いられているスタートアップ向けのバリュエーション方法を使って、事業価値を計算してみたいと思います。

以下のような手順です。

  1. 5年後のフリーキャッシュフローを予想
  2. その数値を25倍する
  3. その数値を年率30%で5年分(5回)割り引く
  4. その数値を4割引する(60%で評価する)

 

(2)Lyftの売値

まずは、先にLyftの売値を確認しておきましょう。

現在、Lyftの時価総額は$12.06B、純負債は2.37Bです。

合計すると、Lyftは$14.43Bで売られていることになります。

 

(3)Lyftの5年後のフリーキャッシュフロー

続いて、Lyftの5年後のフリーキャッシュフローを考えます。

 

まず、5年後のEPS(アナリスト予想)は$2.56です。

Lyftの発行済株式数は293,793,000株なので、純利益に直すと$0.7Bとなります。

さて、Lyftの減価償却および設備投資はいずれも大した金額ではないため、純利益をそのままフリーキャッシュフローの代わりにとして使います

 

(4)ビジョンファンド流バリュエーション

まず、$0.7Bを25倍すると$18.8Bとなります。

これを30%で5回割り引くと$5.0Bです。

さらに4割引すると$3.0BがLyftの事業価値ということになります

 

Lyftの売値は14.43Bなので、めちゃくちゃ高いという結論に。。。

そう考えると、ビジョンファンドって結構買い叩いてるんですね。。

 

(5)違う方法で再挑戦

さて、これで終わりにすると、ちょっと物足りないので、再度バリュエーションに挑戦します。

 

以下のような方法で行いたいと思います。

  1. 5年後のフリーキャッシュフローをベースに、DCF法で事業価値を計算
  2. その5年後の事業価値を年率10%で割り引いた上で、リスクを考慮してさらに3割引したものを現在の事業価値と計算
  3. その事業価値を売値と比較する

 

それでは、Lyftの事業価値を計算してみましょう。

フリーキャッシュフローの成長率に応じた事業価値を表にすると、以下のようになります。

(成長率については、短期が5年後〜10年後までの5年間、長期がその後の成長率です)

割引率 成長率(短期) 成長率(長期) 事業価値(5年後) 事業価値(現在) 売値との差額
10% 24% 4% $18.1B $11.2B -$3.2B
10% 28% 4% $20.9B $13.0B -$1.4B
10% 32% 4% $24.1B $15.0B $0.5B
10% 36% 4% $27.6B $17.2B $2.7B

 

将来的な成長率が4%程度に収束する場合、短期(5年後〜10年後の5年間)の成長率が32%程度であればフェアバリューです。

短期の成長率が32%程度よりも低い場合、現在の株価は割高です。

短期の成長率が32%程度よりも高い場合、現在の株価は割安です。

 

ちょっと無理やりですが、それらしいバリュエーションになりました。

さて、この32%程度というフリーキャッシュフロー成長率は現実的なのでしょうか?

 

フリーキャッシュフローではないですが、EPS成長率のアナリスト予想を見てみましょう。

該当期間のEPS成長率の予想は、平均すると約41.5%となっています。

 

これらの数値から考えると、Lyftの現在の株価はやや割安だと言えると思います。

ただし、Lyftはまだ非常に若い企業のため、そもそも将来の予想数値の正確性は非常に疑わしいところです。

 

計算途中でリスクを考慮して3割引などの考慮はしましたが、「無理矢理にでもバリュエーションすると、こんな感じになった」という程度に捉えていただけると嬉しいです。

個人的には、長期投資をするなら、フリーキャッシュフローベースで黒字化してバリュエーションしやすくなるのを待ってからやるのが良いかなと思います。

 

それでは、今回は以上で!

 

【LYFT】リフト:株価・銘柄分析・決算・業績と配当

2020年1月11日

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