【MO】アルトリアグループの株価は割安?(2020年2月@43.8ドル)【JUULが訴訟や規制に直面中】

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キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1600万円ほど運用しています。

 

どうも、キャプテンです。

 

今回は、アルトリアグループ の株価について、割高・割安を考えます。

アルトリアグループ の基本情報は、以下の記事にまとめてあるので、そちらを読んでくださいね。

【MO】アルトリアグループ:株価・銘柄分析・決算・業績と配当

2020年1月2日

 

それでは、さっそくバリュエーションしていきましょう。

 

アルトリアグループの株価は割安?

直近の経営状況の振り返り

まずは、簡単に直近の経営状況を振り返っておきましょう。

 

(1)電子タバコと規制問題

アルトリアグループの直近の業績は堅調ですが、アメリカでは、喫煙率が年々減少しています。

喫煙率は、2018年の時点で16.1%にまで減少しています。

↑ アメリカ合衆国の喫煙率(18歳以上、CDC・BRFSS、男女別)

ガベージニュース様より

 

アルトリアグループは、喫煙者が減少する中で、タバコを値上げすることによって、業績を維持しています。

 

とはいえ、喫煙者が減少していることに変わりまありません。

そんな中で、アメリカで若者向けにヒットしているのが電子タバコです。

電子タバコは煙が出ないため、受動喫煙などの心配もありません。

中でも、アルトリアグループが出資しているJUULは、全米で70%程度のシェアを占める大ヒット商品です。

 

しかし、JUULの利用者の中から死亡が相次いだことで、2019年には風向きが変わっています

JUULは訴訟を抱えて、500人の従業員を解雇。サンフランシスコ市は、電子タバコの販売を禁止。トランプ大統領も、電子タバコの規制を検討するに至りました(その後、大統領選に配慮して停止)。

アルトリアグループは128億ドルをJUULに出資していたため、約45億ドルを減損しました。

 

(2)経営状況のまとめ

以下、アルトリアグループの直近の経営状況を再度整理します。

  • 米国での喫煙率は減少傾向
  • 若者には電子タバコが流行。アルトリアグループは電子タバコ市場で独占的な地位を築いているJUULに出資
  • しかし、JUULは訴訟や規制問題を抱えるなど、問題に直面中

 

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アルトリアグループのバリュエーション

さて、続いてアルトリアグループのバリュエーションを見ていきましょう。

 

(1)バリュエーションの基礎

まずは、バリュエーションの基本を振り返っておきましょう。

DCF法に基づく計算式

事業価値 = フリーキャッシュフロー / (割引率 − フリーキャッシュフロー成長率)

 

この事業価値が、現在の売値(時価総額 + 純負債)よりも高ければ割安、低ければ割高だと判断できます。

 

(2)アルトリアグループの売値

現在、アルトリアグループの時価総額は$81.4B、純負債は25.9Bです。

合計すると、アルトリアグループは$107.3Bで売られていることになります。

 

(3)アルトリアグループのフリーキャッシュフロー

アルトリアグループの直近のフリーキャッシュフローを確認します。

ざっくりとしたフリーキャッシュフローは、2019年時点で$7.6Bです。

 

(4)フリーキャッシュフローの成長率と事業価値

それでは、アルトリアグループの事業価値を計算してみましょう。

フリーキャッシュフローの成長率に応じた事業価値を表にすると、以下のようになります。

割引率 成長率 事業価値 売値との差額
時価総額との差額
10% -1% $69.0B -$38.3B -$12.4B
10% 0% $75.9B -$31.4B -$5.5B
10% 1% $84.3B -$23.0B $2.9B
10% 2% $94.9B -$12.4B $13.5B
10% 3% $108.4B $1.1B $27.0B

 

負債を考慮する場合、成長率が3%程度であればフェアバリューです。

今後の成長率が3%程度よりも低い場合、現在の株価は割高です。

今後の成長率が3%程度よりも高い場合、現在の株価は割安です。

 

この3%程度というフリーキャッシュフロー成長率は現実的なのでしょうか?

 

フリーキャッシュフローではないですが、EPS成長率のアナリスト予想を見てみると、今後6年のEPS成長率(予想)の平均は3.7%程度となっています。

 

この数値から考えると、アルトリアグループの株価は、概ねフェアバリュー〜やや割安だと思います。

フリーキャッシュフロー成長率を3%で仮置きすると、適正株価は46ドル程度となります。

 

また、アルトリアグループの場合は、フリーキャッシュフローが非常に安定しているので、負債を気にしない方もいると思うので、事業価値と時価総額のみの比較もしてみました。

 

負債を考慮しない場合、成長率が1%程度であればフェアバリューです。

今後の成長率が1%程度よりも低い場合、現在の株価は割高です。

今後の成長率が1%程度よりも高い場合、現在の株価は割安です。

 

僕は負債を考慮する派ですが、負債を考慮しない方なら、株価60ドルくらいまで買っていけるかなと思います。

 

それでは、今回は以上で!

 

【MO】アルトリアグループ:株価・銘柄分析・決算・業績と配当

2020年1月2日

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