ジョンソン&ジョンソンの株価は割安?(2020年2月@149.9)

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キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。

 

どうも、キャプテンです。

 

今回は、ジョンソン&ジョンソンの株価について、割高・割安を考えます。

ジョンソン&ジョンソンの基本情報は、以下の記事にまとめてあるので、そちらを読んでくださいね。

【JNJ】ジョンソン&ジョンソン:株価・銘柄分析・決算・業績と配当

2019年10月16日

 

それでは、さっそくバリュエーションしていきましょう。

 

ジョンソン&ジョンソンの株価は割安?

直近の経営状況の振り返り

まずは、簡単に直近の経営状況を振り返っておきましょう。

 

(1)業績はめちゃくちゃ堅調

まず、はじめに業績はめちゃくちゃ堅調です。

売上は毎年順調に成長しており、営業キャッシュフロー率も30%弱の高水準を保っています。

 

ここまで業績が安定していると、特に内容を細かく見る必要もないのかなと思うレベルですが、一応簡単に。

 

ジョンソン&ジョンソンには大きく3つのセグメントがあります。

  1. 消費者向けセグメント
  2. 製薬セグメント
  3. 医療機器セグメント

 

消費者向けのセグメントは堅調です。

美容分野においてドクターシーラボを買収して成長中。

家庭向けの一般用医薬品分野では、ジェル状のタイレノール発売などが売れています。

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製薬セグメントは、3つのセグメントの中でも最大のセグメントです。

こちらも堅調に成長しており、多くの分野において売上が順調に伸びています。

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最後に医療機器セグメント。

こちらのセグメントは、ほぼ横ばいです。

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(2)訴訟等の影響も軽微

ジョンソン&ジョンソンは、直近いくつかの訴訟を抱えています。

  1. オピオイドに関する訴訟
  2. ベビーパウダーに関する訴訟

 

オピオイドというのは医療機関で処方される鎮痛剤で、言ってみれば合法ドラッグです。

中毒性もあり、現在アメリカではオピオイドの過剰摂取による死亡が年間数万人に達しており、社会問題となっています。

ジョンソン&ジョンソンをはじめとする製薬会社は、過去にオピオイドを問題のないものとマーケティングして販売きた歴史があり、各州などから訴訟を起こされています。

 

もう一つは、ジョンソン&ジョンソンの販売するベビーパウダーという製品に発ガン性のあるアスベストが含まれていたのではないかという問題です。

ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーを利用している赤ちゃんのガン発病が相次いだことで訴訟を起こされており、FDAの調査で微量のアスベストが検出されました。これに応じて、ジョンソン&ジョンソンは、念のための措置として、一部のベビーパウダー製品を自主回収しました。

一方、ジョンソン&ジョンソン自身の社内検査では過去一貫してアスベストが検出されていないという立場を取っています。

 

これらはいずれも一時的なものであり、ジョンソン&ジョンソンの長期的なフリーキャッシュフローを生み出す力に影響するものではありません。

 

(3)経営状況のまとめ

以下、ジョンソン&ジョンソンの直近の経営状況を再度整理します。

  • 業績は堅調に推移している
  • 一時的なマイナス要因として、オピオイドやベビーパウダーの訴訟を抱えている

 

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ジョンソン&ジョンソンのバリュエーション

さて、続いてジョンソン&ジョンソンのバリュエーションを見ていきましょう。

 

(1)バリュエーションの基礎

まずは、バリュエーションの基本を振り返っておきましょう。

DCF法に基づく計算式

事業価値 = フリーキャッシュフロー / (割引率 − フリーキャッシュフロー成長率)

 

この事業価値が、現在の売値(時価総額 + 純負債)よりも高ければ割安、低ければ割高だと判断できます。

 

(2)ジョンソン&ジョンソンの売値

現在、ジョンソン&ジョンソンの時価総額は$395.0B、純負債は8.7Bです。

合計すると、ジョンソン&ジョンソンは$403.7Bで売られていることになります。

 

(3)ジョンソン&ジョンソンのフリーキャッシュフロー

ジョンソン&ジョンソンの直近のフリーキャッシュフローを確認します。

ざっくりとしたフリーキャッシュフローは、2019年時点で$19.9Bです。

 

(4)フリーキャッシュフローの成長率と事業価値

それでは、ジョンソン&ジョンソンの事業価値を計算してみましょう。

フリーキャッシュフローの成長率に応じた事業価値を表にすると、以下のようになります。

割引率 成長率 事業価値 売値との差額
10% 2% 248.8 -155.0
10% 3% 284.3 -119.4
10% 4% 331.7 -72.0
10% 5% 398.0 -5.7
10% 6% 497.5 93.8

 

今後の成長率が6%程度であればフェアバリューです。

今後の成長率が6%程度よりも低い場合、現在の株価は割高です。

今後の成長率が6%程度よりも高い場合、現在の株価は割安です。

 

この6%程度というフリーキャッシュフロー成長率は現実的なのでしょうか?

 

まず、過去10年のフリーキャッシュフロー成長率は、相乗平均でみると3%程度、単純平均で4%です。

また、フリーキャッシュフローではなくEPSになってしまいますが、アナリスト予想では2025年までのEPS成長率の平均4%程度となっています。

 

これらの数値から考えると、フリーキャッシュフロー成長率が長期的に6%というのは少し難しいと思います。

現在のジョンソン&ジョンソンの株価は、割高だと言えるでしょう。

割引率10%で考えると、126ドルくらいで買えると嬉しいところです。

 

とはいえ、ジョンソン&ジョンソンは業績も安定していて人気の銘柄なので、なかなかフェアバリューや割安にはなりにくいです。

ジョンソン&ジョンソンの安心感が手に入るなら、年率のリターンが8%程度でも良いという方は、買っても良いと思います。

割引率 成長率 事業価値 売値との差額
8% 2% 331.7 -72.0
8% 3% 398.0 -5.7
8% 4% 497.5 93.8
8% 5% 663.3 259.6
8% 6% 995.0 591.3

 

【JNJ】ジョンソン&ジョンソン:株価・銘柄分析・決算・業績と配当

2019年10月16日

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