株の元手はいくらあればいい?【少額からでも始めよう】

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キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。

 

株を始めるときに、元手がいくらあれば良いの?と悩んでいる方へ。

今回は、どのくらいの元手を用意して、株を始めるのが良いかについて解説します。

 

ちなみに、僕自身は元手がほぼないとき(10万円程度)から投資を始めています。

なので、あまり厳密に元手がいくらないと始めるべきではないという話でもないのですが、一つの目安として参考にしてもらえればと思います。

 

この記事では、以下のような内容を説明しています。

  • まずは投資の前に、生活防衛資金を貯めよう
  • 株はいくらの元手で始めるべき?
  • 少額から投資を始める場合のオススメについて

 

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株の元手はいくらあればいい?

まずは、生活防衛資金を貯める

投資に使うお金の考え方ですが、一概にいくらの元手を貯めれば良いというものではありません。

まずはこういう風に考えてみてください。

  1. 最初に生活防衛資金を貯める
  2. それを超えた分のお金(余裕資金)は投資に回してOK

 

生活防衛資金というのは、いざというときに使うお金のことで、これは投資に回さずに貯金しておきます。

例えば、突然会社が倒産したとか、クビになったとか、鬱や事故で働けなくなったとか、そういう「まさかの事態」に備えておくためのお金です。

一般的には、生活費の3ヶ月〜半年分程度があれば良いと言われています。

資産運用の前に貯めるべき生活防衛資金とは?【目安や貯め方も紹介】

2019年10月6日

 

投資というのは、生活防衛資金を貯めた上で、余剰の「余裕資金」で行うべきものです。

なので、元手という意味では、少なくとも生活防衛資金以上の金額を、まずは貯めることを目指すのが良いでしょう。

 

例えば、毎月の生活費が20万円であれば、少なくとも3ヶ月分の60万円を生活防衛資金として貯めた上で、それ以上のお金があれば、それを元手に株を始めるという感じです。

 

株を買うのは少額からでもOK

さて、生活防衛資金が貯まった上で、どのくらいの余裕資金を元手に株を始めるべきでしょうか。

例えば、65万円の貯金があって、生活防衛資金として60万円を貯金しておくとすると、あと5万円で株を始めた方が良いのでしょうか?

 

結論からいうと、余裕資金があるのなら、少額からでも始めるべきです。

今の時代、株は1株から買えます。1株というと銘柄によっては数百円から買えるものもあります。

それから、株以外にも、投資信託という株をパッケージにした上で、その持分を小分けにした商品もあります。こちらも少額から買えます。

数万円あれば、余裕で投資を始めることができます。

 

また、数万円といった少額の元手から株や投資を始めることには大きなメリットがあります

それは、損が出たとしても、少額で済むということです。

もし株価が半分になってしまったとしても、投資金額が5万円であれば、2.5万円の損失で済みます。2.5万円はお小遣いとしては大きな金額ですが、別に無くなったからといって死ぬような金額ではないですよね。

初心者のうちは、ちょっとした株価の変動が気になって、ハラハラするものです。

いきなり大きな金額で始めてしまうと、損が出るかもというプレッシャーで正常な判断ができなくなりますし、大きな金額で失敗をすると取り返しがつきません。

なので、まずは少額から始めて、株や投資特有の価格変動などのリスクに慣れながら、投資資金を増やしていくべきです。

 

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少額から投資を始めるときの始め方

投資信託がオススメ

少額から投資を始める場合には、個別企業の株を買うよりも、投資信託がオススメです。

投資信託がオススメの理由は、少額からでも、分散投資の効果でリスクを下げることができるからです。

 

まず、分散投資について説明します。

例えば、1社に投資をして、その企業が倒産したら、投資したお金はゼロになります。

でも、10社に投資をしていれば、1社が倒産しても、投資したお金は10%減るだけです。

 

また、たくさんの企業に投資をしていると、株価が下がる企業もあれば、上がる企業もあります。

そうすると、全体としては株価の変動が打ち消しあって、保有資産の価格変動がマイルドになります。

このように、複数の企業に分散して投資することで、株式投資のリスクを下げることができるのです。

 

投資信託は、運用のプロが多くの人からお金を集めて、それをまとめて運用してくれます。その運用の成果をみんなで分配するというのが投資信託です。

自分一人のお金だと、複数の企業に投資をするような元手がなくても、投資信託はみんなのお金を預かってまとめて運用するので、複数の企業に投資をすることができます。

その成果をみんなで分けるので、実質的には、複数の企業に少額から投資できるわけです

 

投資信託にも種類がたくさんあります。

具体的にどの投資信託を、どのように買っていけば良いかという点については、以下の記事をご覧ください。

資産運用の初心者が少額からお金を増やす方法【投資信託を積立】

2019年8月10日

 

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慣れたら元手を増やしていこう

投資の運用やリスクに慣れたら、元手を増やしていきましょう。

株式投資は、年によっても違いますが、正しく行えば、だいたい平均して5%〜7%程度のリターンになります。

そうすると、始めるのは少額からが良いものの、しっかり増やしていこうと思うと、どうしても元手が必要です

 

どのくらいの元手であれば、年間にどのくらい資産が増えるかというのを表にしてみましたので、参考にしてください。

元手(万円) 年リターン(%)
年リターン(金額・万円)
50 5% 2.5
50 7% 3.5
100 5% 5
100 7% 7
300 5% 15
300 7% 21
500 5% 25
500 7% 35
1,000 5% 50
1,000 7% 70

 

まとめ

今回は、以下の内容を説明しました。

  • まずは3ヶ月〜半年分の生活費を「生活防衛資金」として貯金しよう
  • 残りのお金(余裕資金)は投資に回して大丈夫
  • 投資は少額からでも始められる
  • 少額からの投資には、投資信託がオススメ

 

投資は少額から慣れるというのが本当に大切です。

生活防衛資金を貯めた上で、少額の元手から投資を始めてみてください。

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