P&GがFY2020年2Q決算を発表しました。
さっそく内容を見ていきましょう。
(ツイッターでも決算情報などを発信しています!)
P&G(PG)
FY2020, 2Q決算× 売上は$18.24B(前年比+4.6%)
コンセンサスよりも$130Mマイナスでした。○ EPS(Non-GAAP)は$1.42
コンセンサスよりも$0.05プラスでした。○ EPS(GAAP)は$1.41
コンセンサスよりも$0.03プラスでした。 pic.twitter.com/7WNKMALGTZ— キャプテンの資産運用 (@captainvesting) January 23, 2020
P&Gの決算内容(FY2020-2Q)
決算の概要
売上はアナリスト予想に未達、EPSはアナリスト予想を上回りました。
× 売上:$18.24B(アナリスト予想 – $130M、前年比+4.6%)
○ EPS:$1.41 (アナリスト予想 + $0.03)
また、FY2020の通年に関するガイダンスは、以下の通りです。
- 売上:4%〜5%の成長
- EPS:8%〜9%の成長
売上がコンセンサス未達のため、目先は下げる可能性が高いと思います。
一方、長期的に見た場合は、堅調な決算でした。
決算の詳細
売上は、$18.24B(前年比 +5%)でした。
売上の前年比+5%の内訳は、以下の通りでした。
- 販売数(volume)が+3%
- 価格ミックスが+2%
セグメント別では、
- 美容セグメントが前年比+8%
- ヘルスケアセグメントが前年比+7%
と順調に伸びているのに対して、
- ベイビー・フェミニン・ファミリーケアが前年比+1%
と停滞気味です。
ビジネスアップデート
中国における成長
カンファレンスコールでは、中国についての質問が見られました。
中国はP&Gにとって、すでに日本を抜いて、アメリカに次ぐ二番目の売上を持つ地域となっています。
昨年は米中対立が続いていましたが、中国では、前年比+13%と二桁台で売上が成長しました。
スキンケアやフェミニンケアといったカテゴリでは、20%の成長を記録しており、P&Gは順調に中国におけるビジネスを拡大していると言えるでしょう。
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。