資産運用の初心者におすすめな投資先を知りたい方へ。
資産運用を始めようと思っているけれど、初心者なので何に投資をしたらいいか分からない。 初心者におすすめの投資先を教えてほしい。
こんな疑問に答えていきます。
この記事で分かること
この記事は3分ほどで読み終わると思うので、何に投資すればいいか分からないという初心者の方は、ぜひ読んでみてください。
この記事の目次
資産運用の初心者におすすめな2種類の投資先

初心者の方におすすめする2種類の投資先は、ズバリ以下の2つです。
- 米国株
- 債券
僕だけでなく、多くのベテラン投資家の方も賛同する内容だと思います。
伝説の投資家ウォーレン・バフェットも、資産運用の初心者は米国株と債券(米国債)に投資すべきだと話しています。
ということで、それぞれ説明していきたいと思います。
1. 米国株
資産運用において、メインで投資すべき対象は米国株です。
(1)米国株とは?
米国株とは、簡単に言ってしまえば、アメリカの会社の株です。
もう少し丁寧にいうと、アメリカの取引所に上場されている会社の株です。
といっても、イメージが湧かないかもしれません。
そこで具体的にどんな企業があるかを並べてみると、以下のような会社が米国株になります。
米国株(アメリカの取引所に株式を上場している会社)
- アマゾン
- グーグル
- フェイスブック
- アップル
- コカ・コーラ
- ディズニー
- ボーイング
- ナイキ
- マイクロソフト
- ネットフリックス
- ツイッター
- マクドナルド
- スターバックス
など
みんなが知っている企業が多いですよね?
米国株というと、少し距離感を感じてしまうかもしれませんが、実は僕たちが常日頃から利用している商品やサービスを提供している会社の株なのです。
(2)米国株がおすすめな理由
米国株がおすすめな理由は、シンプルにリターンが良いからです。
以下は、米国株と日本株(日本の取引所に上場している企業の株)の1982年以来の株価パフォーマンスを比較したものです。

マネックス証券のウェブサイトより拝借
ちょっと解説しておくと、
S&P500
アメリカの代表的な500社の株価から算出された数値です。
要するに、米国株全般の平均的な株価推移を表しています。
日経平均
日本の主要な225社の株価を平均した数値です。
こちらは、日本株全般の平均的な株価推移を表しています。
要は、米国株と日本株の平均的な株価推移を比較したということです。
結果は一目瞭然ですね。
明らかに米国株の方が株価が値上がりしています。
というか、1982年からの約35年間で、日本株の10倍くらいになっています。
米国株の平均的なリターンは、年に7%程度だと言われています。
これは多くの資産運用手段と比べても、安定して高いです。
結局のところ、アメリカは世界経済の中心ですし、アメリカのグローバル企業は世界中で莫大な利益をあげているということです。
「世界経済の中心であるアメリカ」 × 「投資の王道である株」という組み合わせ。
これぞ投資の王道という感じです。
僕自身、いろんなものに試行錯誤しながら投資をしてきましたが、米国株が最強だなという結論に落ち着きました。
ということで、僕自身も資産の大部分を米国株に投資しています。
というか、資産運用を続けていると、大体みんな米国株が最強という結論に至っています(笑)。
2. 債券
続いて、債券です!
債券は、株と組み合わせると、とても便利な資産運用手段です。
(1)債券とは
債券とは、言ってしまえば借金証書のようなものです。
債券を買うということは、債券を発行した人にお金を貸すということになります。
お金を貸すと、当然利子を受け取ることができます。
債券は、償還日(借りたお金を返す期限)が決まっており、その期限になるとお金が返ってきますが、それまでの間、毎年一定の利子を受け取ることができるのです。
例えば、利率2%の債券を100万円分買ったとすると、毎年100万円の2%である2万円を利子として受け取ることができます。
(2)債券がおすすめな理由
債券がおすすめな理由は、値動きが少ないからです。
米国株は、長期的にみるとリターンが良いですが、短期的には株価が上下に動きますし、損をしている期間(買ったときの値段よりも株価が下がっている期間)も当然あります。
また、リーマンショックのような世界的な不景気のときには、一時的に株価が半分ほどに下がったりすることも珍しくありません。
その点、債券はリターンは少なめなかわりに、値動きがあまりありません。
リターンでいうと、米国株の平均的なリターンが年に7%と言われているのに対して、債券は最近だと年に2%程度しかリターンがありません。
一方で、値動きは安定しています。
株の場合は、企業があげた利益から株主にお金が支払われるため、企業の利益予想次第で値段が大きくぶれます。
ところが、債券の場合は、利子も返済額も固定で決まっているので、そもそも価格が動く要素があまりないわけです。
値動きが少ないと、どんなメリットがあるのでしょう?
資産運用においては、米国株をメインにしつつ、債券を混ぜることによって、自分の資産全体で見たときに、増えたり減ったりする変動幅を緩やかにすることできます
また、米国株が大きく値下がりしたときには、債券はそんなに価格が下がっていないはずなので、債券を一部売ることで、そのお金で米国株を安く買うチャンスになります。
このように、資産運用の世界では、株と債券を組み合わせて運用すると非常に相性が良いことが知られています。
実際に米国株と債券に投資するにあたって

米国株と債券にどんな割合で投資する?
米国株と債券に、どのくらいずつ投資をすれば良いかについては、こちらの記事で説明しています。
おすすめの投資方法は?
米国株と債券に投資をするといっても、米国株にも債券にも、いろんな会社や種類があります。
そこで、初心者の方におすすめなのは、投資信託を使う方法です。
投資信託については、以下で詳しく説明しています。
なお、初心者向けの資産運用の始め方については、以下の記事でまとめています。
資産運用について、まとめて学びたいという方は、読んでみてください。
ということで、今回はこんな感じにしたいと思います!
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。