株の売買にかかる手数料が知りたい方へ。
株の売買をするのには、どのくらい手数料が掛かるんだろう?と疑問に思っていませんか。
この記事では、各証券会社で株の売買にかかる手数料を比較します。
この記事で説明すること
- 日本株(現物)の売買にかかる手数料
- 日本株(信用取引)の売買にかかる手数料
- 日本株(単元未満株)の売買にかかる手数料
- 米国株の売買にかかる手数料
株の売買にかかる手数料
日本株(現物)
日本株(現物)とは?
日本株(現物)とは、国内の取引所(主に東京証券取引所)に上場されている株式を普通に売買する際の手数料です。
日本株(現物)の手数料
取引金額 | ||||||||||
5万円 | 10万円 | 20万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 500万円 | 1,000万円 | |
SBI証券 | 54円 | 97円 | 113円 | 270円 | 270円 | 525円 | 994円 | 994円 | 994円 | 994円 |
楽天証券 | 54円 | 97円 | 113円 | 270円 | 270円 | 525円 | 994円 | 994円 | 994円 | 994円 |
マネックス証券 | 108円 | 108円 | 194円 | 270円 | 486円 | 1,080円 | 2,160円 | 3,240円 | 5,400円 | 10,800円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 324円 | 324円 | 540円 | 1,080円 | 2,160円 | 3,240円 | 5,400円 | 10,800円 |
カブドットコム証券 | 97円 | 97円 | 194円 | 270円 | 270円 | 1,069円 | 2,041円 | 3,013円 | 3,985円 | 3,985円 |
GMOクリック証券 | 95円 | 95円 | 105円 | 260円 | 260円 | 470円 | 900円 | 900円 | 900円 | 900円 |
DMM株 | 54円 | 86円 | 104円 | 194円 | 194円 | 367円 | 648円 | 648円 | 864円 | 864円 |
※赤文字は表の中で最安手数料、青文字は表の中で最高手数料です。
10万円までであれば松井証券が最安ですが、それを超えると、逆に松井証券は最も手数料が高くなってしまいます。
逆に、20万円以上の取引金額において、一貫して手数料が安いのはDMM株です。
日本株(信用取引)
続いて、信用取引の手数料です。
日本株(信用取引)とは?
信用取引とは、自分の保証金に対して、約3倍まで証券会社からお金を借りて行う取引です。
リスクがとても高いため、資産運用の初心者にはおすすめしませんが、手数料が気になる方のために整理しておきます。
日本株(信用取引)の手数料
取引金額 | ||||||||||
5万円 | 10万円 | 20万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 500万円 | 1000万円 | |
SBI証券 | 97円 | 97円 | 145円 | 194円 | 194円 | 378円 | 378円 | 378円 | 378円 | 378円 |
楽天証券 | 97円 | 97円 | 145円 | 194円 | 194円 | 378円 | 378円 | 378円 | 378円 | 378円 |
マネックス証券 | 102円 | 102円 | 151円 | 205円 | 205円 | 383円 | 864円 | 1,080円 | 1,080円 | 1,080円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 324円 | 324円 | 540円 | 1,080円 | 2,160円 | 3,240円 | 5,400円 | 10,800円 |
カブドットコム証券 | 97円 | 97円 | 145円 | 194円 | 194円 | 820円 | 1,015円 | 1,188円 | 1,188円 | 1,296円 |
GMOクリック証券 | 96円 | 96円 | 140円 | 183円 | 183円 | 259円 | 259円 | 259円 | 259円 | 259円 |
DMM株 | 86円 | 86円 | 86円 | 86円 | 86円 | 86円 | 86円 | 86円 | 0円 | 0円 |
※松井証券は日計り取引の場合、取引金額に関わらず、手数料は無料です。
10万円までは松井証券が最安、それ以上であればDMM株が最安になっています。
信用取引は、以下のような理由から、日本株(現物)に比べると、手数料は全体的に安めになっています。
- 証券会社からお金を借りるため、そもそも取引金額が大きくなること
- 取引手数料に加えて、借りたお金に対する金利を支払うこと
日本株(単元未満株)
日本株(単元未満株)とは?
通常、日本株を買おうと思うと、単元単位で購入する必要があります。
100株が1単元となっていることが多いので、例えば1株が5,000円であっても、500,000円からしか取引ができないということです。
単元未満株というのは、これを例えば1株などから取引ができるようにしているサービスです。
日本株(単元未満株)の手数料
手数料 | 最低手数料 | |
ワンタップバイ | 約定金額×0.5% | 0円 |
SBI証券 | 約定金額×0.5% | 50円 |
マネックス証券 | 約定金額×0.5% | 48円 |
野村証券 | 約定金額×1.08% | 540円 |
約定金額×0.5%が主流ですが、証券会社によって最低手数料が違い、スマホ証券としてお馴染みのワンタップバイが最安です。
なお、全体的に日本株(現物)よりは高くなります。
米国株
米国株とは
米国株とは、日本の東証に上場している銘柄ではなく、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどのアメリカの取引所に上場している企業の株を取引できるサービスです。
米国株というと少し遠く感じるかもしれませんが、アップルやマイクロソフト、グーグル、フェイスブック、アマゾン、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ディズニー、ツイッター、P&G、ナイキなど、日本でもお馴染みの企業の多くはアメリカ企業であり、米国株サービスで株を売買できます。
米国株の手数料
手数料 | 最低手数料 | 最大手数料 | |
SBI証券 | 約定金額 × 0.45% | 0ドル | 20ドル |
楽天証券 | 約定金額 × 0.45% | 0ドル | 20ドル |
マネックス証券 | 約定金額 × 0.45% | 0ドル | 20ドル |
DMM株 | 約定金額 × 0.45% | 5ドル | 20ドル |
ワンタップバイ | 約定金額 × 0.5% | 0ドル | – |
米国株の手数料は、主要オンライン証券3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)で横並びです。
手数料は「コントロール可能な要素」なので、少ないほうがよい
当たり前ですが、資産運用においては手数料が少ないほうがよいです。
資産運用による利益というのは、株価次第ですから、期待値はある程度計算できても、思い通りになるとは限りません。
一方で、手数料というのは決まっている数値なので、コントロールが可能な数値です。
資産運用でもビジネスでも、コントロール可能なところはしっかりとコントロールするのが鉄則です。
ということで、手数料が低いところで取引をすると良いと思います。
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。