キャッシュ・イズ・キング、不景気において現金が強い理由

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どうも、キャプテンです。

相場の世界では、景気後退期において「キャッシュ・イズ・キング」という言葉があります。

どうして、キャッシュが王様なのか、その説明をしていきます。

キャッシュ・イズ・キングとは

現金の価値は不景気でも下がらない

景気が後退して不景気になると、世の中にある物の値段は下がります。

金融商品や資産についても同じです。株価や不動産の値段も不景気には安くなります。

しかし、唯一ひとつだけ、価値が下がらないものがあります。それがキャッシュ、つまり現金です。不景気だからといって、明日から「1000円札の価値は800円分になります」なんて話はありえないですよね。

現金というのは不景気において、非常に守りが硬い資産の種類だと言えるわけです。

安くなった他の資産を買う手段でもある

また、不景気におけるキャッシュは、資産を大きく成長させるために使える武器でもあります。

なぜなら、手持ちの現金を使うことで、安くなった株式や不動産を購入することができるからです。これらの資産は、やがて景気の回復とともに価格が上がっていくことで、大きなリターンをもたらします。

キャッシュを持っている人間にとって、不景気とは(たしかに自分の保有している他の資産の価値も下がりますが)、市場にある資産を安く変えるバーゲンのようなものなのです。

不景気において、キャッシュを持っているということが、いかに強いかを伺い知ることができます。

キャッシュを生み出す資産

さて、キャッシュを生み出す資産としては、以下のようなものがあります。

これらは、いずれも景気後退局面において強い資産だといえます。

債券

債券を保有していることで、定期的に利払い、つまりキャッシュを手に入れることができます。

また、景気後退局面においては、金利が下がっていくため、債券は価格が上昇していきます。

新しく発行される債券の金利が下がっていく場合には、既に発行されている債券の利回りが相対的に有利になるので、既に発行された既発債の価格は、その利回りが新しく発行される債券の利回りと同程度になるまで、マーケットの参加者によって買い上げられるからです。

高配当株

高配当株もまた、キャッシュを効率よく生み出す資産です。

注意しなければいけないのは、世の中には見せかけの高配当株があるということです。

たとえば、毎年1株あたり2ドルの利益を生み出して、1ドルの配当を出していた、株価50ドルの企業があるとします。

この場合、配当利回りは1ドルを50ドルで割るので、2%ということになります。

さて、この企業がある年だけ特殊要因で利益が跳ね上がり、10ドルの利益を得て、5ドルの配当を出したとします。しかし、翌年からは、通常通りの利益2ドル、配当1ドルに戻る予定です。

このとき、この年の利益はあくまでも一時要因であり、長期的に見ると企業の価値は変わらないので、この企業の株価が50ドルのままだったと仮定してみると、配当利回りは、なんと10%になります。

以上は極端な事例ですが、建設業者のように景気の影響で一時的に儲かったり、ゲーム会社のように一発当たって儲かったりする企業は、このようなイメージで一時的に配当利回りが高くなることがあります。

こうした企業は、不景気において、継続して高水準の配当を出し続ける保証がないわけですから、不景気におけるキングであるキャッシュを生み出す資産として考えるには心細いです。

不景気の局面で保有しておきたい銘柄というのは、安定して配当を出し続ける企業です。

たとえばジョンソン・エンド・ジョンソン、コカ・コーラ、P&G、フィリップ・モリス、クラフト・ハインツ、IBM、といった企業たちです。

不景気においては、キャッシュの力で裕福に

ここまでキャッシュ・イズ・キングといわれる所以を見てきました。

不景気においては、キャッシュを持つ人間、あるいはキャッシュを生み出す人間が、安くなった資産を買うことで、さらに裕福になるのです。

さて、ここでひとつ、圧倒的に安定してキャッシュを生み出す人間を紹介したいと思います。

それは「サラリーマン」です。

サラリーマンというのは、不景気だからといって給与が半額になったりすることはありません。少しボーナスが下がるかもしれませんが、基本的には給与というのは一定なわけです。

ですから、不景気は(仕事さえ失わなければ)サラリーマンにとって、資産形成のための絶大なチャンスなのです。

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