TOPIXよりも下落する「ひふみ投信」はオワコンなのか

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キャプテン資本主義
どうも、キャプテンです!

どうも、キャプテンです。

カリスマファンドマネジャーの藤野さん率いる、大人気の独立系投資信託である「ひふみ投信」ですが、最近はTOPIXに運用成績が負けています。

ひふみ投信を今後も持ち続けて良いんだろうか?

結論から言うと、個人的にはあまりポジティブではありません。その理由を説明してみたいと思います。

グロース株が中心のひふみ投信には逆風

このブログの読者なら、最近何度も書いていることなので、改めてになってしまいますが、現在のマーケットで起きていることは、セクターローテーションです。

この秋に、マーケット全体は暴落しましたが、その中身を見てみると、アマゾンなどのグロース株やハイテク株がやられていて、コカコーラやP&Gのようなバリュー銘柄はむしろ値上がりしています。金利が上がって、債券や高配当株の魅力が増してくる中で、マルチプルの高いグロース株が決算をミスったのでボコボコに売られているのが現状なのです。

さて、ひふみ投信はグロース株とバリュー株のどちらを中心としているかというとグロース株です。

業績の成長が見込める企業に対して、長期で投資をするというのが、ひふみ投信の基本的な運用であり、低金利の中で圧倒的なパフォーマンスを生み出してきた理由でもあるのです。

直近のひふみアカデミーでは、現時点ではグロース株からバリュー株へのセクターローテーションが確定したとは言えないために、まだグロース株中心のポートフォリオを維持すると、ファンドマネジャーの藤野さんはおっしゃっていました。今後、バリュー株へのローテーションが鮮明になったら、ポートフォリオのバリュー株を増やすということでした。

さて、ひふみ投信は中小型グロース株の発掘と投資において、素晴らしい運用成績を納めてきたことに異論の余地はありませんが、果たして不況に強い大型バリュー株の運用において良い成果を出せるかは分かりません。また、不況に強い大型バリュー株であれば、それこそコカコーラやP&Gなど、自分で株式自体を持ってしまえば良い気もします。

そういった意味で、一度ひふみ投信からお金を引き上げるのも、決して悪い選択肢ではないと思います。

相場の下落局面での解約ラッシュはファンドの成績を悪化させる

続いて、注意しなければいけないのが、解約ラッシュです。

投資信託の運用者というのは、投資家から解約の依頼があると、投資している銘柄を売却して現金をつくり、投資家に返さなければいけません。

こうした解約ラッシュが不況時に起きると、本当は今は株価が割安なので、むしろ買い増したいとファンドマネジャーが考えていても、実際は相次ぐ解約依頼に対応するために、保有銘柄を売り払わざるを得ないのです。

これはファンドマネジャーの腕と無関係に、ファンドのパフォーマンスを痛めつけてしまいます。

そうしたことを理解した玄人の投資家ばかりが購入している投資信託であれば良いのですが、ひふみ投信はカンブリア宮殿で取り上げられて以降に運用残高が急増しています。これはテレビ番組を見た人たちがひふみ投信にお金を預けていることを意味しており、そうした層の金融リテラシーは必ずしも高いとは言い難いだめ、相場の暴落時に解約ラッシュが起きる可能性を否定することはできません。

ですから、そうした不安を抱えるのであれば、今の時点で一度手放してしまうのも、ひとつの考え方でしょう。

ひふみ投信が少しづつ変わってきた気がする

不要な仕事を増やしている気がする

最近のひふみ投信で少し気になるのは、不要な仕事を増やしている気がする点です。

たとえば、YouTubeチャンネルで昨年の9月から始まった市況解説。

これ、毎日更新されています。

ひふみ投信は、個人の代わりに資産を運用するのが仕事であって、資産運用のアドバイスや投資情報を発信するのが仕事ではありません。

運用残高が増えて、信託報酬による収入も増えてきたことで人も増えて、これからはYouTubeだということで取り組んでいらっしゃるのでしょうけれど、こうした仕事が増えてくると、それは全てコストになってきます。

投資家に日々の市況情報を発信するというのは、(実際に再生回数も伸びていませんし)本来不必要な業務であると思われ、その点は少し気になっています。

海外株式への投資を行なっている

投資信託は、個人から預かって運用する金額が増えてくると、その投資先を探さなければなりません。

もともとは運用金額が小さかったので、小さいけれど良い企業を見つけてきて投資することで、良いパフォーマンスを出すことができていたひふみ投信。ファンドマネジャーの藤野さんが会社を訪問して、経営者を見極めることでも有名でした。

しかし、注目を浴びて運用金額が増えてくると、そうした企業への投資だけでは、お金を全て投資することができません。

そこで、ひふみ投信は国内にとどまらず、海外も含めて投資先を探すようになっています。そこでは会社を訪問する等の従来のひふみ投信の調査方法が通用しません。

なので、ひふみ投信は、現在、新たなチャレンジの局面を迎えているということです。

ひふみ投信が、さらに大きなチャレンジに向かっている点自体は、非常に喜ばしいことですが、一投資家として考えたときには、今後も過去のようなパフォーマンスが生み出されるとは限らないということを表しています。

ここも少し気になっている点です。

ひふみ投信にはあまりポジティブではないが

僕は、ひふみ投信にはお世話になってきたし、素晴らしい投資信託だと思います。またファンドマネジャーの藤野さんも非常に尊敬しています。

しかし、上のような理由から、目先のひふみ投信にはあまり積極的に投資する理由を見い出せていません。

ひふみ投信のパフォーマンスはしばらく不安定になるかもしれませんし、とにかく藤野さんやひふみ投信の運用者たちを信じてお金を預けたいという人、もしくは自分での運用はホントに無理だからもう任せっぱなしにするんだ!という人以外は、一度様子を見てもいいのではないかなと思うのでした。

敬礼。

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