直近、株価が下落を続けています。
1月上旬については、ハイテク株を中心に売られるだけで、エネルギー株や銀行株は堅調でした。これは長期金利の上昇による株価調整だということが一目瞭然です。
一方で、直近は、エネルギー株や銀行株も売られており、生活必需品株や公益株が相対的にパフォーマンスが良いという感じのマーケットになっています。そうすると、いまのマーケットは景気後退を織り込んでいるのではないかという不安が生じます。12月の小売売上高も悪かったしね。

1行目のメインシナリオから、2行目のサブシナリオに移行している??
もし早くも景気後退を織り込んでいるのであれば、ゴールドやディフェンシブ株(XLP、XLU、XLVなど)、場合によっては債券に資金を移すことを考えたいわけですが、現状はとても解釈が難しいところです。
なぜなら、まだテーパリングが始まったばかりで、1度も利上げをしていないからです。そんな段階で景気が崩れるというのは、(相場なんて何があるか分からないものの)やっぱり考えにくいのではないかと。
これの1行目から2行目への移行っぽい雰囲気をマーケットは少しづつ醸し出している。
でもさ、まだ利上げ始まってすらないのに景気悪化するか?って思うんだよね。 https://t.co/idOLIjHv0S
— キャプテン@投資OL (@captainvesting) January 20, 2022
そうすると、「オミクロン株の流行によって、一時的に経済が後ろに引っ張られている」という程度に考えて、ポートフォリオを入れ替えるまではせずに、このまま嵐がさるのを待つのが正しいのではないかという気もします。このあたりが最近悩んでいることです。
もう少しエネルギーセクターと金融セクターで粘ろうと思っているけど、生活必需品セクターやヘルスケアセクターへの逃げも少しづつ考えなければいけないかもしれない。あまりバタバタしても仕方ないので、もう少し様子を見るんだけど。
— キャプテン@投資OL (@captainvesting) January 20, 2022
幸いにも、今日は長期金利が下がり始めたので、これで株価の下落が一段落するようなら「やはり長期金利の上昇による株価調整だったね」と。これでもまだ下がり続けるようであれば「景気の方に心配があるのかな」と。そういうふうに見分けることができるのかもしれません。

ということで、(判断を間違っている可能性はあるが)もう少し、今の目標ポートフォリオのままで様子を見ようと思っています。
目標ポートフォリオ
- SPY 30%
- XLE 15%
- XLF 7.5%
- SPYD 7.5%
- GSG 5%
- 仮想通貨 5%
- ゴールド 5%
- 個別株 15%
- キャッシュ 10%
現状のポートフォリオは以下の通りです。
目標ポートフォリオ
- SPXL 8.5%
- XLE 15.9%
- XLF 7.0%
- SPYD 7.7%
- GSG 0%
- 仮想通貨 6%
- ゴールド 1.2%
- 個別株 12.8%
- キャッシュ 41%
※SPYをSPXLで代用しているのでキャッシュポジションが41%と高めに出ていますが、実際は24%程度相当です
SPXLが10%から8.5%まで減っているので、10%まで買い増しが必要ですが、上で書いたように、景気後退を織り込んでいる可能性を頭の片隅に置いた場合、あまり急いで買うのではなく、月末くらいまでを目処に、もう少し様子をみながらやっていこうかなと思っています。
ゴールドは少しづつ買い始めたため、前回0%だったのが1.2%まで増えています。
$GLD は、ほんの少しづつ買い始めた。
とりあえずポートフォリオの1%くらいから。— キャプテン@投資OL (@captainvesting) January 20, 2022
では、みなさんごきげんよう。
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。