対米証券投資とは。考え方と確認方法を解説。







キャプテン
どうも、キャプテンだ。

今回は、対米証券投資(ネット長期TICフロー)について説明します。

対米証券投資とは

対米証券投資とは、諸外国がどのくらいアメリカに投資しているかということを知るための指標であり、毎月中旬に米国財務省から発表されています。

対米証券投資は「米国への資本流入と流出を分かりやすく切り取ったスナップショット」だと言われています。

対米証券投資の見方

対米証券投資の見方としては、どのくらい世界がアメリカの経済に期待しているかという見方がひとつです。

もうひとつの重要な見方は、米国債をどれだけ諸外国が買っているかということを、過去の推移も含めて見ておくことです。

アメリカの金利の状況というのは、アメリカの景気ひいては世界経済を把握する上で非常に重要です。

基本的にはFRBがアメリカの景気の状況を見ながらFF金利をコントロールすることで、短期金利、そして長期金利に影響を与えていますが、一方では、諸外国が米国債を買うと、当然、米国債の価格は上がり、金利は下がることになります。

つまり、諸外国がどのくらい米国債を買うか(あるいは売るか)というのは、アメリカの金利を下げる(あるいは上げる)効果を持っているということです。

対米証券投資指標の改良にも関わっているフランク・ウォーノック氏は、2004年から2005年にかけて、さまざまな指標が金利の上昇を示唆していたにも関わらず、長期金利が上がらなかった状況について、外国人が米国債を買っていたからだと説明しています。

そして、アメリカの金利が低く保たれたことが、やがてはリーマンショックを引き起こした住宅バブルへと繋がっていったのです。

対米証券投資の確認方法

さて、それでは対米証券投資を確認する方法を見ていきたいと思います。

財務省のウェブサイトで確認する

対米証券投資は、アメリカの財務省から発表されています。

こちらのページを確認してください。

少し下にスクロールすると、以下のように過去の発表が並んでいる箇所があります。

ここで、最新の発表のzipファイルをダウンロードします。

中身を確認すると、tressect.txtというファイルがあります。

これが外国人がどのくらい米国債を売り買いしているかというのをネットしたものです。

マイナスであれば外国人投資家は米国債を売り越しており、プラスであれば買い越していることになります。

対米証券投資を、投資に活かす方法

金利が上がりそうなら銀行株を買う

外国による米国債の売りが続いており、金利が上がっていきそうであれば、銀行株を買うという方法が考えられます。

特に長期金利が上がってくると、銀行は収益が好転するからです。

金利が下がりそうなら債券や高配当株を買う

外国による米国債の買いが続いている場合、金利に下げ圧力が働きます。

金利が下がって、債券価格が上がって行くのであれば、債券を買っておくのも良いでしょう。

また、金利が低い状況では、相対的に高配当株等の魅力が増すので、そうした株式を買っておくのも一つの手です。

キャプテンのひとこと

キャプテン

今回は対米証券投資について説明した。

景気は良いのにどうしてアメリカの金利は上がらないのか等、金利が不自然な動きをしているように感じたら、対米証券投資をチェックしてみよう!

ヒーロー活動のスポンサーはこいつらだ!