今回のテーマ:米国株取引の手数料
以下のような疑問に答えてます。

米国株の買い方は分かったけど、取引にはどのくらいの手数料が掛かるの?
それでは、さっそく見ていきましょう!
米国株の購入方法:取引手数料
米国株手数料はオンライン証券が安い

米国株の取引手数料は、オンライン証券なら最低0円からです!
オンライン証券の米国株取引手数料は、以下のように横並びです。
2019年から、3社とも最低0円からに変更されました。
手数料 | 最低手数料 | 最高手数料 | |
マネックス証券 | 約定金額の0.45% | 0ドル | 20ドル |
SBI証券 | 約定金額の0.45% | 0ドル | 20ドル |
楽天証券 | 約定金額の0.45% | 0ドル | 20ドル |
最低手数料が0ドルからとなったため、少額からでも手数料負けすることがなくなりました。
手数料負けとは?
株価の値上がりによる儲け以上に、手数料で損をしてしまうことです。
たとえば、取引手数料が最低5ドルからだったとします。このとき10ドルの株を買うと、5ドルを手数料に払うので、購入した時点で50%損したことになってしまいます。
少額取引をするときに、最低手数料があると手数料負けしやすいです。
米国株取引をするなら、上のオンライン証券3社から選ぶのがおすすめです。
対面証券は手数料が高い

対面証券は手数料が高いので、なるべく避けましょう。
店舗を持っていて、営業マンがつく証券会社を「対面証券」と言います。
野村證券と大和証券が、代表的な対面証券の証券会社です。
さて、対面証券で米国株取引をすると、店頭取引といって、そもそも手数料を乗せた値段で株価を提示されることが多いです。
例えば、株価が100ドルであれば、2ドル分を上乗せして、102ドルが買値として提示されます。
この2ドル分の上乗せを「スプレッド」と呼びます。
野村證券も大和証券も、基本的に約2%のスプレッドを取引手数料として価格に上乗せしています。
手数料(店頭取引のスプレッド) | |
野村證券 |
約定金額の約2%(取引価格に含む)
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大和証券 |
約定金額の約2%(取引価格に含む)
|
オンライン証券だと0.45%なので、対面証券だと4倍以上の手数料を支払うことになります。
また、米国株に投資をした場合の平均的な利回りが年間7%程度であることを考えると、買うときに2%、売るときに2%の合計4%というのは、ちょっと高すぎます。
米国株取引をする場合には、基本的に対面証券は避けて、オンライン証券を使うようにしてください。
まとめ

今回は、以下の内容を説明しました。
✔︎ 米国株の取引手数料
- 米国株の最低手数料は0円から
- オンライン証券だと、約定金額の0.45%
- 対面証券だと、約定金額の約2%
- 米国株を取引するときは、オンライン証券を使うようにしよう
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
特集:米国株の始め方(初心者向け)はこちら!
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。