P&GがFY2020年3Q決算(2020年1月~3月)を発表しました。
さっそく内容を見ていきましょう。
P&Gの決算内容(FY2020-3Q)
決算の概要
× 売上:$17.21B(前年比+4.6%)、アナリスト予想を$80M下回りました。
○ EPS:$1.17 アナリスト予想を$0.04上回りました。
売上はアナリスト予想を下回り、EPSはアナリスト予想を上回る、まちまちな決算でした。
2020 通年ガイダンスについては、為替の影響で、売上のガイダンスが下方修正されました。
- 売上:4~5%成長
元々のガイダンスは、以下の通りでした。
- 売上: 3~4%成長
なお、利益の見通しについてはガイダンスの変更はありませんでした。
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決算の詳細
部門別の情報

ヘルスケアのセグメント等で、売上が大きく伸びました。
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ビジネスアップデート
コロナウイルス(COVID-19)の中、シェアを拡大
コロナウイルスは、P&Gの業績にとってはポジティブに働きました。
中国セグメントは、P&Gにとって2番目に大きなセグメントです。
コロナウイルスが拡大する中、中国での需要の変化を受けて、需要が高い商品をよりたくさん作れるよう生産体制を組みなおしていたため、全世界に感染が拡大した中で、P&Gは欠品をなるべく出さず、シェアを伸ばすことができました。
現在は、需要が高い商品を供給できることがシェアの拡大につながる環境であり、次の3~6か月程度については、引き続きシェアが伸びていくだろうと経営陣は予想しています。
以上!
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1000万円ほど運用しています。