ジョンソン&ジョンソンが2019年4Q決算を発表しました。
さっそく内容を見ていきましょう。
ジョンソン&ジョンソンの決算内容(FY2020-1Q)
決算の概要
× 売上:$20.69B(前年比+3.3%)、アナリスト予想を$1.21B上回りました。
○ EPS:$2.30、アナリスト予想を$0.30上回りました。
売上・EPSともにアナリスト予想を上回る、力強い決算でした。
2020 通年ガイダンスについては、コロナウイルスの影響で、以下の通りに下方修正されました。
- 売上 $77.5B – 80.5B
- Non-GAAP EPS $7.95 – 7.90
元々のガイダンスは、以下の通りでした。
- 売上:$85.4B – $86.2B
- Non-GAAP EPS:$8.95 – $9.10
決算の詳細
地域別の情報

アメリカ本土とアメリカ国外で、売上は半々くらいでした。
売上成長率は、調整後の数値で、アメリカ本土で5.6%、アメリカ国外で4.0%となっています。
部門別の情報

消費者向けの商品を製造販売するコンシューマーヘルス部門。売上は$3.6Bでした。
調整後の数値で、前年比11.3%増と力強い成長を見せました。
特に、一般用医薬品がインフルエンザの流行などもあり、前年比25%増と大きく伸びています。

続いて、J&Jで最大の製薬部門。売上は$11.1Bでした。
調整後の数値で、前年比10.1%とこちらも二桁成長を達成しています。
免疫系の腫瘍系の薬が特に伸びています。

最後に医療機器部門。売上は$5.9Bでした。
調整後の数値で、売上は前年比6.9%減と、減少しています。
これらはCOVID-19(コロナウイルス )の影響だと説明されています。
コンタクトレンズなど、たしかに売上が下がりそうです。
ビジネスアップデート
コロナウイルスのワクチンを製造中
傘下企業のヤンセンファーマで、コロナウイルス(COVID-19)のワクチンを作っています。
以下が、ジョンソン&ジョンソンの提示するスケジュールです。2021年Q1からの提供を目指しているようです。

以上!
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1000万円ほど運用しています。