株価暴落時にやるべきこと【株を売るべきか買うべきか】

おすすめニュースレター

平日の毎朝7:30に届く、マクロ経済・マクロ投資戦略に関するニュースレターです。金利や株価の動向を知ることができます。

sponcered by







キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。

 

今回のテーマ:株価暴落時にやるべきこと

うひゃー!株価が暴落してる!

まだまだ下がるかも、、、。こんなときって、どうすればいいの?

 

今回は、こんな悩みを解決していきます。

 

この記事で説明することは、ざっくり以下の内容です。

  • いま持っている株は売るべき?
  • さらに株を買うべき?

 

それでは、内容に入っていきましょう!

 

株価暴落時の対応

暴落時に迷うのは、だいたい2点だと思います。

  • 自分の保有している株は売るべきか
  • さらに株を買い増すべきか

 

それぞれについて説明していきます。

 

自分が持っている株は売るべき?

まずは、自分が持っている株を売るべきかどうかです。

 

簡単にまとめたので、以下の表を確認してください。

青矢印がYES、赤矢印がNOです。

 

(1)信用取引かどうか

まず、信用取引のようなレバレッジの効いた取引であれば、必ず損切りラインを設定しておくようにしてください。

なぜなら、レバレッジの効いた取引は、最悪借金まで抱える可能性のある、大変危険な取引だからです。

 

一般的には、買ったところから7%程度下がったら売るという損切りルールを設定する場合が多いです。

また、全体資金が20%が減ったら、強制的に全部売って、その月は休むといったリスク管理ルールも有効です。

 

信用取引は退場になる可能性が高い取引なので、とにかく退場にならないように気をつけましょう。

 

(2)長期保有かどうか

信用取引でない場合は、基本的に借金を抱えることはないので、その点は安心です。

次に、長期保有のために買った株かどうかを確認しましょう。

 

長期保有のために買った株というのは、以下のようなものを指します。

  • 毎月買っているインデックス投資用のETF(インデックス投資)
  • DCF法で計算して、割安だから買った株(バリュー投資)
  • 業績がピカピカで安全性の高い高配当株(高配当投資)

 

これらの株は、ずっと持っておくことを前提に買っていますよね。

であれば、相場の上下を考える必要はないので、ホールドしておいて大丈夫です。

 

次に、長期保有のため以外に買った株というのは、以下のようなものを指します。

  • ぐんぐん株価が上がっていて調子が良さそうなので買った
  • チャートが綺麗なので買った
  • なんとなく下がっていたので、戻るのではと思って買った
  • ニュースをみて、上がりそうだと思って買った

 

これらの株は長期保有用ではなく、短期〜中期的なキャピタルゲイン(値動きによる利益)を目的として買っていますよね

ですから、これは長期保有用ではなく、トレーディング用のポジションです。

こうした株は、損切りルールに基づいて、淡々と処理するようにしましょう。

 

以上が、株価暴落時に売るべきかどうかの判断ポイントです。

 

まとめ
  • 信用取引はリスクが高い。必ず損切りルールを守って、売る
  • 長期保有を前提に買ったポジションは売らなくてOK!具体的にはインデックス投資やバリュー投資、高配当投資など
  • 短期〜中期のキャピタルゲイン(値上がり)を目的に買った株は、損切りルールを守って、淡々と処理

 

sponcered by

 

さらに株を買うべき?

次は、さらに株を買うべきかどうかについてです。

 

(1)信用取引はお休みしよう

まず、信用取引であれば、休む方が良いと思います。

先ほども述べたように、暴落時というのは、大荒れの海原です。ちょっとしたミスが命取りになります。

よほどのベテランでも(むしろベテランこそ)、なかなか船を出さないのが暴落時。

 

この記事にたどり着かれているということは、恐らくベテランの方ではないと思われます。

であれば、暴落時の荒れ相場は、信用取引で新しくポジションを建てるのはやめておくべきです。

また海が落ち着いたら、漁に出ましょう(笑)

 

続いて、信用取引以外の「買い」についてです。

 

(2)定期買付は行う

いつも定期的に買い付けている分があるとしたら、それは淡々と買いましょう。

定期買付(ドルコスト平均法)は、安いときにも買うからこそ意味があります。

ちょっと怖くても、必ずルール通りに買っていくようにしましょう。

 

(3)その他の長期保有の買いは現金と相談

その他の買いは、現金と相談しましょう。

現金に余裕があって、自分が長期投資したい株が、買いたい株価で買えるなら、当然買うべきです。

ただし、生活防衛資金を取り崩してまで買うようなことは危ないのでやめてください。

資産運用の前に貯めるべき生活防衛資金とは?【目安や貯め方も紹介】

2019年10月6日

 

あとは、焦って飛びついて買う必要はありません。

なぜなら、一瞬で戻るような下落はそもそも大した暴落ではないからです。

「下がった!買いたい!」と思う人が多いうちは、本当に下がっていないんですね。

 

本当に暴落したときというのは、しばらく安いです。

なので、落ち着いて準備して、のんびり買ってください(笑)

僕も暴落したときには、何を買おうかな〜と1日、2日と考えて、いろんな銘柄をバリュエーションしなおしてから、現金の一部を投入して買ったりしています。

 

せっかくのセールなら、きちんと良いものを買いたいですよね(笑)

安物買いの銭失いにならないようにしましょう。

 

まとめ
  • 信用取引は休んだ方がいい
  • 定期買付は必ず行う
  • その他の長期保有用の買いは現金に余裕があるなら落ち着いて買う

 

sponcered by

 

まとめ

今回は、株価暴落時の対応について、まとめました。

簡単に整理しておきましょう。

 

売りについて:

  1. 信用取引で買ったものは、損切りルールに基づいて売る
  2. 現物で、長期保有目的で買ったものは、ホールドする
  3. 現物で、短期〜中期の値上がりを目的に買ったものは、損切りルールに基づいて売る

 

買いについて:

  1. 信用取引はお休みする
  2. 現物で、定期買付のルールがある場合は、必ずルール通りに買う
  3. 現物で、その他の長期保有目的の買いは、落ち着いてのんびりと買う

 

以上になります!

 

ちなみに、「暴落ってどうして起きるの?」ということに興味がある方向けに、以下のような記事も書いていますので、もし良ければ、ぜひご覧ください。

株の大暴落は、いつなぜ起こるの?【景気サイクルの見極め方】

2019年11月26日

sponcered by







おすすめニュースレター

平日の毎朝7:30に届く、マクロ経済・マクロ投資戦略に関するニュースレターです。金利や株価の動向を知ることができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です