資産運用と72の法則。元本は何年で倍になる?







キャプテン
どうも、キャプテンだ。

今回は、資産運用における「72の法則」と呼ばれるものを説明します。

さっそく、解説に入りたいところですが、その前にまずは複利について説明します。

資産運用と複利の威力

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複利を知って、味方につけろ!

資産運用においては、複利の力を味方につけるのがベストです。

単利と複利について、わかりやすく書いてみます。

単利とは

まず、単利というのは元本に対して、毎年利回りを得るパターンをいいます。

たとえば、100万円の元本を8%の利回りで運用する場合、毎年8万円の利益を得るというのが単利の考え方です。

複利とは

一方で、複利というのは元本に対して、毎年の利益をさらに元本に組み込んでいくパターンをいいます。

たとえば、100万円の元本を8%の利回りで運用する場合、1年目は同じく8万円の利益を得ます。

2年目は、1年目に得た8万円を元本に組み込んで108万円となっているので、それに対して8%の利益を得ます。約8.6万円です。

3年目は、2年目に得た8.6万円も元本に組み込んで、116.6万円となっているので、それに対して8%である9.3万円が利益になります。

このように、毎年投資によって得た利益や配当を再投資して元本に組み込んでいくことで、複利を味方につけて資産を運用することが可能になります。

単利と複利の比較

せっかくなので、単利で運用された場合と、複利で運用された場合の差を見ておきましょう。

以下は、100万円を年率8%で運用した場合の、資産額の推移を描いたものです。

赤色は複利で運用した場合、青色は単利で運用した場合を示しています。

どちらも順調に資産は増えていますが、単利で運用した場合には20年でようやく2.5倍程度になっているのに対して、複利で運用した場合には4倍以上に資産が成長しています。

これが複利の威力なのです。

まとめポイント
  • 投資の利益を元本に組み込んでいくパターンを複利と呼ぶ。
  • 複利を味方につけて運用すると、資産の成長が早くなる。

72の法則

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複利で運用した場合の目安を教えてくれるのが72の法則だ!

複利で資産を運用した場合に、どのくらいのペースで資産が増えていくかという目安を簡単に知ることができる方法があります。

それが72の法則と呼ばれているものです。

資産は何年で倍になる?

72の法則とは、以下のような式によって表されます。

利回り × お金が2倍になるのにかかる年数 = 72

これは複利を前提とした式になっています。

これだけでは、ピンと来ないかもしれないので、具体的な例を見ていきましょう。

利回り8%で運用した場合

利回り8%というのは、だいたいアメリカの株式市場で資産を運用した場合の平均的なリターンです。

さて、8%で運用した場合は、8 × 9 = 72なので、72の法則によると、約9年間で資産が倍になるということになります。

以下は、実際に100万円を8%の複利で運用した場合のグラフです。ちょうど9年目で約200万円に達していることがわかります。

利回り3%で運用した場合

続いて、利回り3%で運用した場合も見てみましょう。

ちなみに、利回り3%というのは、だいたいアメリカの長期国債で運用した場合の利回りです。

3 × 24 = 72なので、72の法則によると、約24年で資産が倍になるという計算になります。

以下は、3%で運用した場合の資産の推移を25年分グラフにしたものです。たしかに24年目で200万円に到達しています。

まとめポイント
  • 「72の法則」によると、72を利回りで割ると、資産を倍にするのに必要な年数が分かる。
  • 「72の法則」は、複利による資産運用を前提としている。

借金も「72の法則」で増える

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借金も72の法則で増えるので要注意だ!

借金も、72の法則で増えていく点には注意が必要です。

ちょっと100万円の借金が出来てしまった場合、たとえば金利が18%であれば、4年で借金の額は倍になっていまいます

不要な借金はしないことに加えて、どうしても借金をする場合は、とにかく金利を低く抑えて借りることが大切です。

消費者金融やクレジットカードのリボルビング払い、カードローンなどは、いずれも金利が高く設定されているため、基本的には利用を避けるべきだといえます。

まとめポイント
  • 「72の法則」は資産運用だけでなく、借金をする際にも意識したい。
  • 金利が高い消費者金融やカードローンは避けよう。

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