この記事の目次
ナイキ(NKE)の概要
ナイキ(NKE)とは?
ナイキは、スニーカーを中心にスポーツウェア全般を提供するメーカーです。
創業者はフィル・ナイト。オレゴン大学の陸上部出身で、スタンフォード大学経営大学院に在籍していた時に、日本の運動靴に関する研究を進めていました。
1962年にオニツカタイガーのアメリカにおける販売権を取得して輸入販売の会社を始めます。次第にオニツカのシューズ開発にも関わるようになっていきますが、発注トラブルなどが相次ぎ、1971年には提携を終了。同年に、自社のスニーカーを開発、販売を開始します。
これがナイキのスニーカーの始まりでした。
ナイキ(NKE)の事業内容
いくつかの観点から、ナイキの事業を見てみましょう。

地域別で見た場合
最大のセグメントは北アメリカで43%を占めています。欧州・中東アジアが26%、中国が17%、アジア太平洋が14%となっています。
販売チャネルで見た場合
卸売(ホールセール)が68%、自社のチャネルでダイレクトに販売するD2C形式が32%となっています。
商品で見た場合
スニーカーなどの靴が65%と最大です。次いで、アパレルが31%、器具備品が4%となっています。
ナイキ(NKE)の業績と配当
ナイキ(NKE)の決算月は5月です。
売上と営業キャッシュフロー
ナイキ(NKE)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は、毎年5%〜10%程度で成長しています
- 営業キャッシュフロー率は10%〜15%程度とやや低めです
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
ナイキ(NKE)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- ここ数年の設備投資は、概ね$1B程度となっています
- 毎年、$2B〜$5B程度のフリーキャッシュフローが生み出されています
1株あたりの数値
ナイキ(NKE)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたりで見た場合も、基本的に同様の傾向となっています
株主還元(自社株買いと配当)
ナイキ(NKE)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 配当は少しづつ増配されていますが、配当性向は30%〜40%台程度であるため、比較的安定して継続可能だと思います
- それ以上に、自社株買いによる株主還元が行われていますが、こちらは総還元性向が100%を超えているため、一時的になるでしょう
ナイキ(NKE)の株価と分析
株価
株価分析
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ナイキ(NKE)の決算レポート
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どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。