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ファイザー(PFE)の概要
ファイザー(PFE)とは?
ファイザーは1849年にチャールズ・ファイザーによってニューヨークで創業された老舗の製薬会社です。
既存薬品の量産、新薬開発、他社の買収などによって、積極的に取り扱い薬品を増やしてきました。2003年には、アメリカのファルマシア社を買収して、世界最大の製薬会社となりました。
有力な新薬を会社ごと買収して収益を上げる手法は「ファイザーモデル」とも呼ばれています。
ファイザー(PFE)の事業内容
ファイザーは、基本的に製薬事業しか行なっていません。現在の主力製品は、疼痛治療剤のリリカなどです。
製薬会社は、主力製品の特許が切れると、他社の後発薬品などが相次いで売上が急激に減少しがちですが、ファイザーくらいの大きさになると、M&Aによって製品ポートフォリオを補充できるため、比較的事業が安定します。
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ファイザー(PFE)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
ファイザー(PFE)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は2010年から減少傾向にありましたが、2016年からは横ばいとなっています
- 営業キャッシュフロー率は25%〜35%程度の間で推移しています
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
ファイザー(PFE)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- 設備投資は年間$1B〜$2B程度に収まっています
- フリーキャッシュフローはやや減少傾向ですが、毎年$10B以上のフリーキャッシュフローが生み出されています
1株あたりの数値
ファイザー(PFE)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたりの数値も、概ね似たような推移をしています
- 自社株買いによって、1株あたりの業績は改善するため、1株あたりフリーキャッシュフローは横ばい気味です
株主還元(自社株買いと配当)
ファイザー(PFE)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 2018年までの配当は概ね50%台で推移しており、安定して継続が可能なラインです
- 自社株買いを含めた総還元傾向も、2018年を除くと100%以内に収まっています
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ファイザー(PFE)の株価と分析
株価
株価分析
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ファイザー(PFE)の決算レポート
2019年
【PFE】ファイザー、2019年4Q決算:リリカの特許切れで大幅減収。
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成熟企業
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。