この記事の目次
Adobe(ADBE)の概要
Adobe(ADBE)とは?
Adobe(正式名称:アドビシステムズ)は、1982年に創業されたソフトウェア開発会社です。
そもそもは、PC内の文書や画像などを綺麗にプリントするためのソフトウェアを開発して、アップルなどに提供することで、ライセンス料金を得ていました。
その後、画像編集ソフトのIllustratorやPhotoshop、動画編集ソフトのPremierなどを開発して、デジタルデータの加工編集ソフトを展開するようになっていきました。
Adobe(ADBE)の事業内容
もともとAdobeの製品は、購入してPCにインストールして使うという、いわゆるソフトウェアでしたが、2012年に「Adobe Creative Cloud」を発表。2013年にはソフトウェアのパッケージ販売をやめて「Adobe Creative Cloud」に集中しています。
Adobe Creative Cloudは、月額7,000円程度で、IllustatorやPhotoshop、Premier、After EffectといったAdobeの人気ソフトが使い放題というもので、どんどん契約数を伸ばしています。
現在、ARRは$8.4B程度まで伸びています。
Adobe(ADBE)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
Adobe(ADBE)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 2014年以降、Adobeの売上は成長軌道に乗っています
- 売上の成長は、2013年から本格投入された月額課金制の「Adobe Creative Cloud」のおかげです
- 営業キャッシュフロー率は40%に迫っています
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
Adobe(ADBE)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- Adobeの設備投資は、毎年-0.2B前後に収まっており、営業キャッシュフローと比べると微々たる投資額です
- めちゃくちゃ効率よくフリーキャッシュフローを生み出していることが分かります
1株あたりの数値
Adobe(ADBE)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたりフリーキャッシュフローはぐんぐんと伸びています
株主還元(自社株買いと配当)
Adobe(ADBE)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 過去には配当を出していた時期もありましたが、リーマンショック以降は配当が出されていません
- 代わりに自社株買いで株主還元を行なっています
Adobe(ADBE)の株価と分析
株価
株価分析
2020年2月@383ドル:フェアバリュー
Adobe(ADBE)の決算レポート
FY2019
決算Q4
売上:$2.99B(前年比+21.5%)、アナリスト予想を$20M上回りました。
EPS:$2.29、アナリスト予想を$0.03上回りました。
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どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。