この記事の目次
ロク(ROKU)の概要
ROKUとは?
ROKU(ロク)は、テレビ端末でインターネットを楽しめるようにするデバイスを発売している会社です。
ユーザーは、ROKUのデバイスを買って、自分のテレビに指します。すると、そのテレビでYouTubeやNetflixなどを見られるというわけです。
Amazonの「Fire TV」や、Googleの「Chromecast」が競合になります。
今、アメリカでは従来のケーブルテレビ料金が高かったことから、どんどんROKUなどのインターネットテレビにユーザーが流れており、2019年9月時点でROKUのアクティブユーザーは約3000万人、Fire TVのアクティブユーザーが約3700万人となっています。
ちなみに、ロクという会社名、創業者のアンソニー・ウッドの6社目の起業であることから名付けられたそうです(笑)。
ROKUの事業内容
ROKUの収益源は大きく分けて2つです。
1つ目は、プレイヤー・セグメント。これは文字通り、ROKUのプレイヤー機器を製造・販売するメーカー事業です。
もう1つが、プラットフォーム・セグメントです。ROKUは、Netflixなどの動画見放題サービス業者からお金をもらって、ROKUのプラットフォーム上でNetflixなどを見られるようにしてあげています。また、ユーザーがROKU経由でいろんな動画を見るので、広告枠の販売もしています。
収益的に大きいのは、プラットフォーム・セグメントで、全体の約7割弱程度を占めています。
ロク(ROKU)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
ロク(ROKU)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は順調に2桁成長を続けています
- 営業キャッシュフローも、2017年以降は黒字化しています
- 営業キャッシュフロー率は低いですが、まだまだ成長段階なので気にする必要はないでしょう
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
ロク(ROKU)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- 成長に伴って、設備投資もどんどん膨らんでおり、まだまだフリーキャッシュフローは少ないです
1株あたりの数値
ロク(ROKU)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたりの数値も、概ね似たような傾向です
株主還元(自社株買いと配当)
ロク(ROKU)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- まだまだ株主還元に回せるようなお金はありません
- これぞグロース株!という感じの銘柄ですね
ロク(ROKU)の株価と分析
株価
株価分析
まだ株価分析はありません。
ロク(ROKU)の決算レポート
FY2019
【ROKU決算】ロクは売上50%増、DSPを買収して広告事業を強化(FY2019-3Q)
米国株銘柄まとめ一覧
成熟企業
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。