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アルファベット(GOOGL)の概要
アルファベットとは?
アルファベットは、グーグルを中心とする企業群を傘下に持つ、持株会社です。
アルファベット傘下で最も大きな企業は、もちろんグーグルであり、検索エンジンやYouTubeなどを展開しています。
その他にも、自動運転やドローンによる配達など、様々な企業を抱えています。
アルファベットの事業内容
アルファベットの事業は、財務的にはグーグルがほぼ全てです。
2019年3Qの数値では、以下のような売上になっています。
- グーグル(グーグルサイト): $28.6B
- グーグル(ネットワーク) :$5.3B
- グーグル(その他):$6.4B
- 非グーグル:$155M
グーグルサイトは、グーグルが運営しているサイトからの広告収益です。これがグーグルの売上の大部分ですね。グーグルは様々なサイトを運営していますが、検索エンジンとYouTube上の広告が大きな割合を占めています。
ネットワークは、AdsenseやAdMobといったアドネットワークです。グーグル自身のウェブサイトではなく、他のウェブサイトやアプリの運営者が自分のサイトやアプリ内にグーグルの広告を配信して、広告収益をそのサイトやアプリの運用者とグーグルで分けるというものです。
グーグル(その他)は、Google Cloud(AWSのようなクラウドサービス)とGoogle Playからの収益が大部分です。
非グーグルは、アルファベット全体からすると大した金額ではありません。ブロードバンドサービスのFiberとライフサイエンス部門のVerilyがその大部分を占めています。
アルファベット(GOOG)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
アルファベット(GOOG)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は毎年20%台の成長を続けています
- 営業キャッシュフロー率は、やや下降傾向にありますが、概ね30%台で推移しています
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
アルファベット(GOOG)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- フリーキャッシュフローは$20B台で推移しています。
- 2018年は設備投資が膨らんでいます。これはオフィス設備やサーバーなどへの投資です。
1株あたりの数値
アルファベット(GOOG)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 先ほどの設備投資でFCPSは減少傾向にありますが、その他は順調に伸びています。
株主還元(自社株買いと配当)
アルファベット(GOOG)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- アルファベットは配当を出していません。
- 2018年にはFCFの50%程度を自社株買いで還元しています。
アルファベット(GOOG)の株価と分析
株価
株価分析
まだ株価分析はありません。
アルファベット(GOOGL)の決算レポート
2019年
【GOOGL】アルファベット、2019年4Q決算:売上が未達、YouTubeは前年比30%成長
米国株銘柄まとめ一覧
成熟企業
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。