この記事の目次
IBM(IBM)の概要
IBMとは?
IBM(IBM)は、世界的な大手システム会社です。
元々は巨大なコンピューターであるメインフレームの製造・販売をしていましたが、現在はITコンサルティングやソフトウェアの提供、クラウド関連のサービスなどを提供しています。
IBMの事業内容
IBMは、主に4つのセグメントから構成されています。
- クラウド&AI事業
- コンサル事業
- テクノロジーサービス事業
- システム事業
クラウド&AI事業では、クラウド上のソフトウェアやAIをS.a.a.S的に提供しており、いま一番ホットな分野です。
コンサル事業とテクノロジーサービス事業は、どちらも大企業をテクノロジー面から支援するセグメントで、上流がコンサル、そのエグゼキューションがテクノロジーサービス事業というイメージです。
システム事業は、非クラウドのソフトウェアやハードウェアを販売する事業で、どちらかというと下火のセグメントです。
IBM(IBM)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
IBM(IBM)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は、ソフトウェア販売市場の縮小と事業再編で減少してきました
- 営業キャッシュフロー率は少し改善しています
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
IBM(IBM)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- 営業キャッシュフロー$15Bに対して、設備投資は$3.4B程度に抑えられています
- フリーキャッシュフローは、少しづつ減少してきましたが、2019年は少し改善しています
1株あたりの数値
IBM(IBM)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- FCPSは、自社株買いの影響もあり、概ね横ばいです
株主還元(自社株買いと配当)
IBM(IBM)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 配当性向は50%程度であり、まだしばらくの増配余地はありそうです
- 自社株買いの規模はどんどん減少しています
IBM(IBM)の株価と分析
株価
株価分析
2020年2月17日@151ドル
2019年6月14日@135.76ドル
IBM(IBM)の決算レポート
2020年
1Q決算
× 売上:$17.57B(前年比-3.5%)、アナリスト予想を$50M下回りました。
○ EPS:$1.84、アナリスト予想を$0.04上回りました。
2019年
4Q決算
○ 売上:$21.78B(アナリスト予想 + $160M、前年比+0.1%)
○ EPS:$4.71 (アナリスト予想 + $0.02)
3Q決算
○ 売上:$18.03B(予想 – $190M、前年比-3.9%)
○ EPS:$2.68 (予想 + $0.02)
2Q決算
× 売上:$18.2B(前年比-4.7%)、アナリスト予想を$330M下回りました。
○ EPS:$2.25 アナリスト予想を$0.01上回りました。
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どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。