この記事の目次
コカ・コーラ(KO)の概要
コカ・コーラとは?
コカ・コーラ社は、炭酸飲料のコカ・コーラをはじめとする飲料や食品のブランドを保有している会社です。
全世界で、年間売上が10億ドルを超えるブランドを20ほど有しています。
コカ・コーラの事業内容
メインの商品は炭酸飲料のコカ・コーラです。
コカ・コーラが、僕たちの手元に届くまでには、原液シロップを製造する工程と、その原液シロップから炭酸飲料をつくって缶に詰めて流通に乗せる工程があります。
後者はボトリング事業といいますが、これは前者に比べて利益率が低くなりがちです。
そこで、コカ・コーラは利益率が悪くなってくると、一部の地域を除いて、後者の工程からは撤退します。具体的には、現地でボトリング事業を行いたい会社に原液シロップとコカ・コーラを製造・販売する権利を売って、フランチャイズのロイヤルティ費用を受け取っています。
コカ・コーラ(KO)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
コカ・コーラ(KO)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上はボトリング事業の切り離しの加速に伴って減少しています
- 営業キャッシュフローは2017年を底に反転しています
- 事業再編に伴い、営業キャッシュフロー率が急速に改善しています
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
コカ・コーラ(KO)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- 営業キャッシュフロー・フリーキャッシュフローともに改善しています
- フリーキャッシュフローは$8B程度です
1株あたりの数値
コカ・コーラ(KO)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたりの業績も、全体的に同じ傾向です
株主還元(自社株買いと配当)
コカ・コーラ(KO)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 配当性向は100%以内に戻り、配当の継続性が増しました
- 自社株買いに回すキャッシュはしばらくなさそうです
コカ・コーラ(KO)の株価と分析
株価
株価分析
2020年2月11日@59.8ドル
【KO】コカ・コーラの株価は割安?(2020年2月@59.8ドル)
2019年6月15日@51.31ドル
コカ・コーラ(KO)の株価は概ねフェアプライスだが、業績の推移が読みにくい状況。
コカ・コーラ(KO)の決算レポート
2020年
決算1Q
○ 売上:$8.6B(前年比-1.0%)、アナリスト予想を$280M上回りました。
○ EPS:$0.51 アナリスト予想を$0.07上回りました。
2019年
決算4Q
○ 売上:$9.1B(アナリスト予想 +$220M、前年比 +16.0%)
○ EPS:$0.44 (アナリスト予想 +$0.00)
決算3Q
○ 売上:$9.5B(予想 + $80M、前年比+8.0%)
○ EPS:$0.56 (予想 + $0.00、前年比-2.0%)
米国株銘柄まとめ一覧
成熟企業
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。