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フィリップ・モリス(PM)の概要
フィリップ・モリスとは?
フィリップ・モリスは、世界的なタバコ製造企業です。
マルボロ、ラーク、パーラメント、フィリップ・モリスなど、世界で人気のタバコブランドの多くがフィリップ・モリス社の傘下にあります。
フィリップ・モリスの事業内容
タバコを製造・販売しています。
フィリップ・モリスは、アメリカ国内でのタバコの販売は行なっておらず、アメリカ国外でのみ販売を行なっています。
アメリカ国内事業については、アルトリア・グループ(MO)という別会社として分割されたためです。
アメリカの今後のタバコ規制のリスクを考えたときに、そのリスクは切り離しておくべきだという声から、アメリカ国外でタバコを販売するフィリップ・モリスと、アメリカ国内でタバコを販売するアルトリア・グループに会社が分割されたわけです。
フィリップ・モリスが展開する商品には、上に記載した紙巻タバコのブランド以外にも、電子タバコのIQOS(アイコス)などがあります。
フィリップ・モリス(PM)の業績と配当
売上と営業キャッシュフロー
フィリップ・モリス(PM)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は横ばい気味の成熟企業です
- 営業キャッシュフロー率は30%台で非常に高いです
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
フィリップ・モリス(PM)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- 営業キャッシュフロー$8B〜$10B前後に対して、設備投資は$1B〜$1.5B前後に抑えられています
- かなり効率的にキャッシュを稼げていることが分かります
- フリーキャッシュフローは2014年に底打ちして、増加が続いています
1株あたりの数値
フィリップ・モリス(PM)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたり営業キャッシュフローは増加傾向にあります
株主還元(自社株買いと配当)
フィリップ・モリス(PM)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 配当性向は90%前後が続いています
- 普通なら減配が心配な水準ですが、フリーキャッシュフローが安定しているフィリップモリスなので、大きな心配は不要だと思います
フィリップ・モリス(PM)の株価と分析
株価
株価分析
2020年2月13日@89.44ドル
2019年6月22日@79.22ドル
フィリップ・モリス(PM)の決算レポート
2020年
1Q決算
○ 売上:$7.71B(アナリスト予想 +$280M、前年比 +5.9%)
○ EPS:$1.21 (アナリスト予想 +$0.08)
2019年
4Q決算
○ 売上:$7.71B(アナリスト予想 +$70M、前年比 +2.8%)
○ EPS:$1.22 (アナリスト予想 +$0.01)
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どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。