この記事の目次
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の概要
ジョンソン&ジョンソンとは?
バンドエイドから医薬品や医療機器まで製造・販売する、総合的なヘルスケア企業です。
安定した業績に加えて、60年近く増配を続けてきた実績から、配当狙いの投資家はもちろん、その他の投資家にも広く人気の銘柄です。
ジョンソン&ジョンソンの事業内容
ジョンソン&ジョンソンは、主に3つのセグメントで構成されています。
(1)一般消費者向けの商品
一般の消費者に向けて、商品をつくって販売するセグメントです。
誰でも知っているようなヒット商品としては「バンドエイド」があります。
他にも、コンタクトレンズの「アキュビュー」や、ベビーローション、綿棒なども人気です。
(2)医薬品
医薬品を開発・製造・販売するセグメントです。
有名な医薬品としては、解熱剤のタイレノールなどがあります。
(3)医療機器
医療機器は、病院などを顧客に、医療機器の製造や販売を行うセグメントです。
手術関連の製品から、消毒関連の製品、人口関節などまで、様々な医療機器を販売しています。
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の業績と配当
ジョンソン&ジョンソンの決算月は12月です。
売上と営業キャッシュフロー
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の売上と営業キャッシュフローの推移です。

チェックポイント
- 売上は、過去10年間、右肩上がりです
- ここ数年の営業キャッシュフロー率は、28%前後と非常に高いです
フリーキャッシュフロー(ざっくり)
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)のフリーキャッシュフロー(ざっくり)の推移です。

チェックポイント
- 営業キャッシュフロー$23.4Bに対して、設備投資は$3.5に抑えられています
- かなり効率的にキャッシュを稼げていることが分かります
1株あたりの数値
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の業績を1株あたりに直したものです。

チェックポイント
- 1株あたりの数値でも、全体的に右肩上がりなことが確認できます
株主還元(自社株買いと配当)
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株主還元の推移です。

チェックポイント
- 配当性向は50%程度であり、減配の心配はなさそうです
- 総還元性向は100%近い状況です
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価と分析
株価
株価分析
2020年2月@149.9ドル
2019年6月@131.15ドル
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の決算レポート
2020年
決算1Q
× 売上:$20.69B(前年比+3.3%)、アナリスト予想を$1.21B上回りました。
○ EPS:$2.30、アナリスト予想を$0.30上回りました。
2019年
決算4Q
× 売上:$20.7B(前年比+1.8%)、アナリスト予想を$80M下回りました。
○ EPS:$1.30、アナリスト予想を$0.01上回りました。
決算3Q
○ 売上:$20.73B(前年比+1.9%)、アナリスト予想を$590M上回りました。
○ EPS:$2.12 (前年比+3.4%)、アナリスト予想を$0.11上回りました。
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どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。