資産運用は年収いくらから始めるべき?【年収が低い人こそ始めよう】

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キャプテン資本主義

どうも、キャプテンです!

投資好きな20代サラリーマン。

インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。

 

「年収いくらから資産運用をすべき?」と気になっている方へ

最近、資産運用をすべきだという話をよく聞くし、興味はあるんだけど、年収もあまり高くないから、意味があるか分からない。

資産運用って、お金持ちのやることだし、自分みたいな人間が少額でやっても意味がない気がするけど、どのくらいの年収があったら始めるべきなのかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

この記事で分かること

  1. 年収が低い人ほど資産運用をすべき理由
  2. 少額から資産運用を始めて、2000万円をつくる方法

 

結論から言っておくと、毎月数万円でも投資に回せるのであれば、資産運用をすべきです。

もちろん、毎月の生活費もかつかつで資産運用に回すお金は全くないという人は仕方がないですが、手取りが月収20万円を超えていれば、適切に節約をすれば、毎月数万円というお金を投資に回すことは可能だと思います。

 

僕自身の実体験を話すと、資産運用を始めた頃は、年収が300万円台の時期もありました。

その頃から毎月数万円ですが、コツコツと資産運用をしてきて、本当に良かったと思っています。

なので、年収が低い人でも、ぜひ参考にしてみていただければと思います。

 

それでは、さっそく説明していきます。

 

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資産運用は年収いくらから始めるべき?【年収が低い人ほど始めるべき理由】

年収が低い人ほど、老後にお金が足りなくなる

まず、繰り返しになりますが、僕は「年収が低い人こそ、資産運用をすべき」だと思います。

「資産運用はお金持ちがやること」と思われがちですが、僕の考えは逆なのです。

 

その理由はシンプルです。

年収が低い人ほど、老後にお金が足りなくなるからです。

 

考えてみてもらえれば分かると思うんですが、年収1000万円とかの人は、貯金だけでも老後に必要なお金を貯めることができそうですよね。

 

でも、年収が300万円台の人はどうでしょう。

毎月2万円とかをコツコツ貯金することを30年続けても、1,000万円にも届きません。

 

つまり、年収が低い人ほど、お金を何らかの方法で増やさないと、老後にお金が足りなくなる可能性が高いわけです。

 

年収自体を増やすのは難しい

では、どうやってお金を増やせば良いのでしょうか。

そもそも年収が増やせそうなら問題ありませんが、年収をトントン拍子にあげるのは正直難しいと思います。

 

年収を増やすのが難しい理由

  1. 今後の日本は人口が減っていくので、そもそも経済が縮小していく。
  2. 「人生100年時代」には、みんな高齢まで働くようになるので、会社内で上のポストが空きにくくなる。
  3. 副業をするといっても簡単ではないし、時間や体力が持たない。

 

もちろん、「これからは副業の時代だ」なんて言われたりもしますし、副業に挑戦するのは素晴らしいことだと思います。

 

でも、みんなが副業で成功するわけではないですよね。

YouTuberだって、ブロガーだって、本当に稼いでいるのは上位の数パーセントの人だけです。

 

それに「副業をすべきだ!」と叫ぶ多くの人たちは、危機感を感じた人を相手に、有料ノートや情報商材を売って儲けている人も多いですよね。

副業をして年収を増やすつもりが、有料ノートや情報商材にお金を払っているだけにもなりかねません。

 

資産運用をすれば、年収が低くても、老後に必要なお金は貯められます

一方で、資産運用であれば、誰でもある程度、お金を増やすことができます。

もちろん、凄腕のトレーダーみたいに「数十万円のお金を、数年で数億に増やしました!」みたいなのは難しいと思います。

 

でも、年率で7%程度ずつ、コツコツとお金を増やすことは、そんなに難しくありません。

例えば、アメリカの主要な500社の株価に連動する「S&P500指数」に投資をすると、年率7%程度のリターンが得られることが知られています。

これを「インデックス投資」と言いますが、インデックス投資は初心者でも簡単に始められて、比較的安定してお金を増やすことができる方法です。

僕自身も実践しています。

資産運用の初心者にはインデックス投資がおすすめ【プロにも負けない投資方法】

2019年8月9日

 

おまけ:資産運用は「自己投資」にもなる

おまけ程度ですが、もう一つ、世の中でよく言われているのが、こんな話です。

「年収が低いうちは、資産運用よりも自己投資をした方がいい」

 

これも、ひとつの正解ではあると思います。

例えば、外国人を相手にビジネスができるレベルまで英語を勉強して、さらに法律を勉強して弁護士資格をとれば、年収1000万円も夢ではないと思います。

もしくは、ビジネスレベルの英語 × プログラミングの習得でも、外資系のIT企業に転職すれば、そこそこの年収を得られると思います。

 

そこまでのバイタリティがあるのであれば、ガンガン自己投資をすべきだと思います。

でも、多くの人は、そこまでのエネルギーはないですよね。

大抵は「自己投資だ」と言って、変なセミナーに行ったり、旅行に行ったり、全然年収アップに繋がらないことばかりをしている人が多いのが事実です。

 

それであれば、資産運用をする方が、自己投資になります。

資産運用を始めると、世界の経済やニュースに興味を持つようになりますし、個別の企業に投資をしようと思うと、そのビジネスモデルを勉強して、財務諸表を読んでいくことになります。

また、株価がどうやって決まるのかに興味を持てば、ファイナンスを学ぶことになります。

日本のビジネスマンの多くは、ファイナンス思考が足りないと言われており、こうした考え方を身につけるだけでも、周囲の人たちと差をつけることができます。

 

ビジネスモデルの勉強と、財務諸表やファイナンスの勉強。

これこそが、ビジネスの基本であり、全てのビジネスマンが自己投資すべき分野です。

 

まあ、自己投資の話はおまけですが、いずれにせよ、年収が低い人ほど、老後のお金が足りなくなるのだから、資産運用でお金を増やすしかないでしょう。

 

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少額から投資を始めて、2000万円を貯める方法

では、老後に必要なお金はどのくらいで、いくらから資産運用を始めれば、そのお金を貯められるのでしょうか?

 

老後に必要なお金は2000万円です

まず、老後に必要なお金は2000万円くらいです。

 

老後に2000万円が必要な計算根拠

老後の収入と支出を考えたときに、夫婦だと、平均的な年金受給額等が21万円程度に対して、毎月の支出が26.5万円程度になります。

つまり、毎月5.5万円程度の赤字になるわけです。

夫婦ともに95歳くらいまで生きると仮定すると、月5.5万円 × 12ヶ月 × 30年 = 1980万円(≒2000万円)が必要だということになります。

 

詳しくは、以下の記事で説明しています。

資産運用の必要性【老後資金を貯められるか次第です】

2019年9月11日

 

毎月2万円を30年続ければ2000万円は貯まる

老後2000万円が必要というと、「そんなの無理だ」と思われるかもしれませんが、実は2000万円を貯めるのは、そんなに難しい話ではありません。

 

先ほど「資産運用において年率7%程度のリターンなら難しくはない」と書きましたが、年率7%で増やすことができるなら、毎月2万円の資産運用でも30年続ければ、2000万円が貯まります。

年7%で運用した場合

年7%で運用した場合

 

貯金だけでは、30年経っても1000万円にもなりませんが、年率7%で運用すれば2000万円を超えるのです。

あくまでも過去の実績に基づいたシミュレーションなので、将来的に年率7%が保証されているわけではありませんが、「毎月2万円を資産運用に回せば、2000万円が貯まる」と思うと、少し安心感が湧きませんか?

 

ちなみに「もう40代なので、20年くらいしか運用期間がないよ!」という方であれば、年率7%で運用するとして、毎月5万円を資産運用に回す必要があります。(これは年収400万くらいあれば、きちんと節約すれば可能かもしれません)

さらに運用期間が10年なら、毎月10万円くらい必要になります。(これは年収が高くないと難しいですよね。。)

 

年収が低くても、若いうちから資産運用をしておくべき理由がお分かりいただけるかと思います。

 

まずは少額から資産運用を始めよう

ということで、まとめになります。

 

「資産運用は年収いくらから始めるべき?」という質問に対しては、「毎月数万円でも投資に回せるなら、資産運用を始めるべき」という答えになります。

 

毎月数万円から資産運用を始める場合の方法については、こちらで説明しています。

資産運用の初心者が少額からお金を増やす方法【投資信託を積立】

2019年8月10日

 

また、資産運用の始め方全般については、こちらの記事で解説しています。

【完全版】資産運用の始め方【初心者はいくらから?何から?】

2019年8月31日

 

今回は、以上になります。

ぜひ老後に向けて、コツコツと資産運用を始めてみてください。

 

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