資産運用のリスク【5種類のリスクと抑える方法を説明します】

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キャプテン資本主義
どうも、キャプテンです!

資産運用のリスクについて知りたい方へ。

「資産運用が必要だと思っているけれど、どのくらいリスクがあるのか分からないので怖い」と困っていませんか?

また、リスクを抑えた資産運用の方法を知りたいと思っていませんか?

この記事では、以下のことを説明しています。

この記事で説明している内容

  1. 資産運用の5種類のリスク
  2. それぞれのリスクを抑える方法
  3. 初心者向けのリスクの少ない資産運用のやり方

筆者自身、2019年時点で資産運用歴は5年以上になります。現在は数百万円を運用していますが、きちんとリスク管理をすることで、ここまで大きな問題もなく資産をコツコツと増やすことができました。ですから、これから資産運用を始める方にとっても、この記事の内容は役に立つかと思います。

この記事は3分ほどで読み終わると思うので、ぜひ読んでみてください。

資産運用のリスク【5種類あります】

基本的な資産運用の場合、リスクは大きく5種類あります。

資産運用のリスク

  1. 価格変動リスク:資産(株など)の価格が変動するリスク
  2. 信用リスク:投資対象が破たんする等、約束が守られないリスク
  3. 為替リスク:為替レートが変動するリスク
  4. 流動性リスク:売りたいときに売れないリスク
  5. システムリスク:パニック売りなど金融市場そのものに存在するリスク

それぞれ分かりやすく説明していきます。

価格変動リスク

価格変動リスクとは?

価格変動リスクとは、文字通り、株などの資産価格が変動するリスクです。

価格が下がると、その価格が戻るまでの間、下がった分だけ損をしていることになるので、人によっては大きなリスクになります。

たとえば、以下は日経平均株価のチャートです。

日経平均チャート

日経平均チャート

2008年のリーマンショックのときには、18000円程度から9000円程度まで、一時的にですが、実に価格が半分になっています。

価格変動リスクの対策方法

価格変動リスクの対策方法は、長期的に使う予定のない「余裕資金」を使って、投資をすることです。

価格変動リスクで実際に損をするのは、価格が下がったところで売ってしまった場合のみだからです。

余裕資金で投資をしている場合は、価格が一時的に下がったとしても、価格が戻って、さらに上がっていくのを待っていればよいだけなので、価格変動リスクを気にする必要はなくなります。一方で、たとえば来年使う予定があるお金を投資していた場合、来年ちょうど価格が下がっていると、そこで売ることになり、損失が確定してしまいます。

資産運用をする場合は、しばらくの間、使う予定がないお金である余裕資金を使うようにしましょう。

ここでいう「しばらくの間」というのは、イメージ的には10年以上使わないお金です。

たとえば、以下は投資家に人気のS&P500という指数のチャートですが、価格が半分ほどに暴落することがあっても、だいたい10年経つと元の価格以上に戻っていることが分かります。なお、S&P500は日経平均の米国版のようなもので、アメリカの主要な500社の株価から算出されているので、アメリカの株価の平均的な値動きだと考えてください。

S&P500チャート

S&P500チャート

使う予定のない余裕資金で資産運用をすることで、価格変動リスクに備えるようにしましょう。

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信用リスク

信用リスクとは

信用リスクとは、投資対象が破たんする等して、約束が守られないリスクを指します。

たとえば、株というのは「企業が経営活動を通じて得た利益を株主に分配します」という約束があるから価値があるわけです。債券であれば、たとえば「毎年2%の利子をつけて、5年後には元本を全額返します」という約束があります。

資産運用においては、こうした約束を信じて、企業の株や債券などに投資をしているわけです。

しかし、もしこれらの企業が財務状況が苦しくなって、破たんしてしまった場合、株であれ債券であれ、企業は約束を守れなくなってしまいますし、投資家は投資していたお金を失うことになってしまいます。

これが信用リスクです。

信用リスクの対策方法

信用リスクの対策方法は、そもそも破たんしない企業に投資をするというのが大前提ですが、それでも技術の革新などで経営環境が変わりやすい現代においては、思いがけない破綻などが起こらないとは限りません。

そこで、信用リスクを抑える方法として多くの投資家が実行しているのは「分散投資」と呼ばれる方法です。

これは文字通り、複数の投資対象に投資をするというやり方です。

たとえば、100万円があって、A社の株だけに投資をしていた場合、もしもA社が破たんしてしまうと、この100万円を丸ごと失ってしまいます。

しかし、A社、B社、C社、D社、E社の5社に20万円ずつ投資をしていた場合、もしもA社が破たんしたとしても、損するのは20万円で済みます。この程度であれば、他の4社の投資成果で回収することもできるでしょう。

信用リスクは、分散投資によって対策するようにしましょう。

為替リスク

為替リスクとは

為替リスクとは、通貨間の為替が変動することによって、損をするリスクです。

たとえば、アメリカ企業の株を5ドルで買ったとします。このときの為替レートは1ドル120円だったとしましょう。そうすると、日本円で600円で株を買ったことになります。

1年後、この企業の株が6ドルに上がりました。一方で、為替レートは1ドル90円になっていたとしましょう。このとき、株価は日本円にして540円なので、せっかく株価が1ドル上がったのに、日本円で計算すると損をしている状態になります。

これが為替リスクです。

為替リスクの対策方法

為替リスクの対策方法としては、為替ヘッジをするという方法がありますが、これは難しいので、あまり初心者の方向けではありません。

知りたい方向けに一応、説明しておきます。

為替ヘッジの考え方

先ほどの例でいうと、5ドルの株を買ったときに、それとは別に5ドルを1ドル120円でショート(空売り)する取引をしておきます。

1年後、株価は6ドルに上がり、為替レートは1ドル90円になりました。

そうすると、それぞれのポジションは以下のようになります。

  • 株は、先ほどと同じく540円となっています。
  • 5ドルの空売りは、1ドルが120円のときに売っていて、90円になっているので、5ドル×30円で150円儲かっています。

これらを合計すると690円となり、最初の600円から90円増やすことが出来ました。

600円分の株を買うということは、600円分のドル資産を買うということなので、それと同時に600円分のドルを売っておくことで、為替損益を相殺することができたのです。

さて、為替ヘッジはややこしいので、余程不安定な国の通貨に投資しているのでなければ、基本的にはしなくても良いと思います。

そこで、代わりに為替リスクを抑える方法としておすすめなのは、世界で比較的安定している通貨である円かドルでのみ資産運用をすることです

円建ての資産運用であれば、そもそも為替リスクはありませんし、ドルも世界の基軸通貨であるため、ドル建てであれば為替リスクは比較的少ないからです。

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流動性リスク

流動性リスクとは

流動性リスクとは、売りたいときに売れないかもしれないリスクです。

たとえば、トヨタの株であれば、基本的には常に売買されているため、売りたいときに売れないということはないでしょう。

一方で、たとえば誰かのアート作品を値段が上がるかもしれないと思って、買った場合はどうでしょう?

誰も欲しい人が現れなくて売れない可能性があります。もしくは本来は100万円のアートなのに、50万円で買いたいという人しか現れない可能性もあります。

こうしたリスクが流動性リスクです。

流動性リスクの対策方法

流動性リスクの対策方法は簡単で、流動性があるものにだけ投資をすればOKです。

流動性があるものとは、たとえば大企業の株など、常に多くの人が売買しているものです。

流動性があるかどうかを見る方法としては、出来高(毎日どのくらいの量が取引されているか)を見てください。

たとえば、以下はヤフーファイナンスのアップルのページですが、出来高は2100万株と書かれています。前営業日にはアップルの株が2100万株分、売買されたということです。毎日それだけ売買されていれば、十分に流動性があると言えるでしょう。

アップルのデータ

アップルのデータ

流動性が少ない投資対象は避けるようにしましょう。

システムリスク

システムリスクとは

システムリスクとは、株や債券などが売買される金融市場そのものに内在するリスクです。

大きなものだと資本主義が崩壊するというリスクもあります。

もう少し細かいものだと、たとえば自動取引アルゴリズムによるフラッシュクラッシュなどがあります。現代の金融取引市場では、投資銀行やヘッジファンドなどの自動取引アルゴリズムによる売買がたくさんあります。これらのアルゴリズムの噛み合いによっては、ときに物凄い価格変動が一瞬だけ発生することがあります。

ものすごく単純化すると、たとえば「いくら以下になったら売る」というアルゴリズムを動かしているヘッジファンド等が大量にいた場合、価格が一定まで下がると、これらのアルゴリズムが一斉に作動することで、一瞬にしてものすごい株価下落が発生するわけです。その後「いくら以下になったら買う」というアルゴリズムが動いて、また猛烈に価格が戻ったりします。

このように金融市場に内在するシステムリスクに巻き込まれて損をする可能性があるというのが、システムリスクです。

システムリスクの対策方法

システムリスクは、具体的にどんなリスクがあるか分からないことも多いので、基本的には避けようがないと言われています。

しかし、「デリバティブ」と呼ばれるオプションなどの新しくて高度な金融商品ほど、裏にどんなシステムリスクが潜んでいるか分かりにくいものです。株や債券など、昔から存在するオーソドックスな投資先に投資をすることで、予想できないとんでもないシステムリスクをなるべく回避することは可能です。

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初心者向けのリスクを抑えた資産運用

インデックス投資がおすすめ

初心者におすすめな、比較的リスクを抑えた資産運用の方法としては、インデックス投資があります。

インデックス投資というのは、S&P500のようなインデックス指数に連動するように投資をする方法です。

中でも、S&P500に連動するようなインデックス投資であれば、以下のように様々なリスクを抑えることができます。

インデックス投資で抑えられるリスク

  • 価格変動リスクが比較的マイルド
  • 分散投資されているので信用リスクも抑えられている
  • S&P500であればドル建てなので為替リスクも比較的少ない
  • S&P500のようなメジャーなインデックス指数に連動する投資信託は、いつでも換金できるので流動性リスクがない
  • インデックス投資は、複数の企業の株に投資をしているだけなので、高度な金融商品ではなく、システムリスクは少ない

インデックス投資については、以下の記事で詳しく説明しているので、読んでみてください。

資産運用の初心者にはインデックス投資がおすすめ【プロにも負けない投資方法】

2019年8月9日

また、初心者の方向けの「資産運用の始め方ガイド」を書きましたので、何から始めて良いか分からないという方は、こちらを読んでみてください。

【完全版】資産運用の始め方【初心者はいくらから?何から?】

2019年8月31日

リスクを知らないのが一番のリスク

というわけで、今回は以上になりますが、資産運用においては、自分がどんなリスクを取っているのかを知らないのが一番のリスクです

自分の投資対象には、どのようなリスクがあるのか分かっていれば、上で書いたように、それぞれ対策をしてリスクを抑えることができるけれど、自分がとっているリスクが分からなければ、どう対策していいか分からないからです。

資産運用をする際には、自分がどんなリスクを取っているのか考えるようにしてみてください。

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