どうも、キャプテンです。
こちらのブログでは資産運用について書いていますが、「資産運用ってギャンブルじゃないの?」と思っている方も多いと思います。
そこで、今回は資産運用とギャンブルの違いについて、説明してみたいと思います。
この記事の目次
資産運用とギャンブルの違い
資産運用とギャンブルは「得をすることもあれば、損をすることもある」という意味では似ています。
しかし、両者の間には決定的な違いがあります。
資産運用は期待値がプラスで、ギャンブルは期待値がプラスではないのです。
資産運用は期待値がプラス
資産運用とは、お金を寝かせておくのではなくて、運用することで増やすことを意味します。
つまり、そもそもの話として、資産運用とは「お金を増やすこと」が目的なのです。
ですから、期待値がプラスでなければ、それは資産運用とは言いません。
ギャンブルは期待値がプラスではない
一方で、ギャンブルというのは、当たるか外れるかのドキドキ感を楽しむものです。ですから、必ずしも期待値はプラスではありません。
競馬にせよ、競艇にせよ、宝くじにせよ、基本的に期待値はマイナスとなっています。
ギャンブルというのは、ドキドキできる体験にお金を払っているようなものなのです。
資産運用をギャンブルにしないために大切なこと
さて、資産運用は期待値がプラス、ギャンブルは期待値がプラスではないと書きました。
ですから、資産運用をギャンブルにしないために大切なことは、期待値がプラスになる可能性が高い手法で運用することです。
右肩上がりの市場に投資する
例えば、同じ株式市場でも、日本の株式市場が過去の最高値を未だに更新できていないのに対して、アメリカの株式市場は長期的に見ると右肩上がりが続いています。株式市場に長期投資をするのであれば、右肩上がりになるものに投資をしなければ、それは資産運用になりません。
トレーディングであればリスク管理を徹底する
株価が単純に上がる下がると当てずっぽうをするのもゼロサムゲームであり、ギャンブルです。
トレーディングであれば損切りのリスク管理をきちんと行うことで、全体として期待値がプラスになるように行わなければなりません。
一般的には、損切りラインに対して、利食いラインを高く保つことで、トレーディングの期待値をプラスにすることができると言われています。
リスク管理は資産運用において非常に重要なため、こちらの記事で別途詳しく解説しています。ぜひ読んでください。
バリュー投資であれば、きちんとバリュエーションを行う
バリュー投資であれば、きちんとバリュエーションを行なった上で、適正価格以下で買うべきです。
株式のバリュエーションについては、DCF法が用いられることが多いので、バリュー投資を行うのであれば、ぜひ学ぶようにしましょう。
資産運用はエキサイティングではない
ギャンブルではなく資産運用を行うためには、トレーディングにせよ、バリュー投資にせよ、以上のように、きちんとルールに基づいて行うことが大切です。
それは時に窮屈に感じるかもしれませんし、決してエキサイティングなものではない場合もあります。たとえば、資産運用の初心者におすすめのインデックス投資は、大半のプロの投資成績にも勝つ可能性が高い投資手法ですが、実際に行ってみると、とても退屈です。
しかし、資産運用の目的はエキサイティングな体験をすることではありません。資産を増やすことです。
資産運用に使うためのお金は、例え退屈でも、きちんと期待値がプラスになるように運用しましょう。
どうも、キャプテンです!
投資好きな20代サラリーマン。
インデックス投資と米国株で1700万円ほど運用しています。