インデックス投資の利回りは7%?

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ざっくりいうと

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  • インデックス投資を行う場合、大抵はS&P500を用いて運用されることが多いぞ。
  • S&P500の利回りは、おおよそ年率7%だ。
  • 毎月5万円を積み立てて、年率7%で運用した場合には、30年間ほどの運用で5,000万円を超える資産になるぞ!

インデックス投資の利回り

今回は、インデックス投資を行った場合に、どのくらいの利回りでリターンが得られるのかという点を解説していきます。

「インデックス投資って何?」という方は、こちらの記事をお読みください。

インデックス投資とは?初心者向けに徹底解説

2019.02.26

約7%といわれるインデックス投資の利回り

S&P500で利回りを計算

さて、インデックス投資を行った場合、どのくらいの利回りが期待できるものでしょうか。

もちろん、日経平均やTOPIX、S&P500など様々なインデックス指数があるので、どのインデックスに連動する投資であるかによって、その利回りも変わってきます。

一般的に、S&P500がインデックス指数としてはパフォーマンスが高いことで知られています。

日本企業の株価から算出されるTOPIXなどのインデックス指数と、アメリカを代表する企業の株価から算出されるS&P500とでは、長期で見たときに、とてつもなく大きな差があります。

ですから、今回は一般的にパフォーマンスが高いと言われており、実際にインデックス投資においてよく用いられるS&P500をベースに、インデックス投資の利回りを計算していきます。

S&P500の過去の利回りは?

まずは、過去30年間のS&P500の年次リターンを見てみましょう。

以下は、各年の年始から年末までに、S&P500がどのくらいの利回りであったかを示しています。

単純平均は+11.46%

利回りがプラスの年もあれば、マイナスの年もありますが、単純平均を取ると、だいたい年間11.46%くらいの利回りであることが分ります。

ざっくりとインデックス投資の利回りのイメージを掴むのであれば、このグラフで十分です。

しかし、厳密に長期的なリターンを考えるのであれば、以下の2点に留意する必要があります。

  1. 単純平均ではなく、相乗平均を取る必要がある。
  2. 物価のインフレを考慮する必要がある。

まず、本当に正確に年間の期待利回りを出す場合には、各年の利回りから単純に平均を取るのではなくて、一定期間の相乗平均を取るべきです。

また、資産運用の成果を考える場合には、単純にお金がどれだけ増えたかではなくて、物価の上昇と比べて、相対的にどのくらい増えたかを見なければなりません。

たとえば、30年間で資産総額が倍になったとしても、その間に物価も倍になっていれば、自分の消費力としては、全く増えていないことになります。ですから、物価のインフレ分(値上がり分)を控除してやる必要があります。

シーゲル教授の研究成果は6.5%〜7%

上を考慮して自分でS&P500の利回りを計算するのは骨が折れるため、シーゲル教授という経済学の教授の研究成果を見てみましょう。

シーゲル教授は、さまざまな年に株に投資して、インフレも考慮した場合に、長期的には年間どのくらいのリターンが期待できるのかを調査した結果、S&P500の期待利回りは年間6.5%〜7%であると計算しました。

一般的に言われている「インデックス投資の利回りは7%」というのは、実際の検証からも、大きく外れてはいないことが分かります。

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利回り7%で運用すると

さて、ここまではインデックス投資の利回りが7%程度であることを説明してきました。

それでは、年率7%の利回りで資産を運用した場合、長期的に見たら、どのくらい資産が増えるのでしょうか?

  1. 元本100万円を利回り7%で運用した場合
  2. 元本0円から、毎月5万円を積み立てた場合

の2パターンを検証してみましょう。

なお、資産運用の成果のシミュレーション方法について、詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

資産運用のシミュレーションをしよう

2019.01.08

100万円を利回り7%で運用した場合

元本100万円を複利7%で運用した場合、資産総額の推移は、以下のようになります。

複利の7%で運用した場合、72の法則に従って、約10年強で資産が倍になっていくので、30年間の運用で800万円近くにまで達しています。

30年間、インデックス投資を愚直に続けると、大きな効果があることが分かります。

複利や72の法則については、以下の記事で説明しているので、分からない方は、ぜひご覧ください。

資産運用をしないと長期的には大きな差に!複利の力を理解しよう

2019.02.15

毎月5万円を積み立てた場合

インデックス投資の威力が分かったところで、インデックス投資による資産運用を、さらに具体的にイメージして見ましょう。

元本0円から始まって、毎月5万円ずつを積立投資していくと、どのような資産推移になるのでしょうか。

そのシミュレーション結果がこちらです。

毎月5万円(年間60万円)を積み立てながらインデックス投資をすることによって、30年間で5,000万円超の資産が形成されています。

一般的には、老後に必要な金額は少なくとも3,000万円であると言われているため、このくらいあれば安心して老後を過ごすことが出来るでしょう。ちなみに、3,000万円であれば24年ほどで到達していますね。

毎月5万円をインデックス投資で運用する場合、25年から30年で老後に必要な資産を形成することができると考えると、65歳を見据えた場合には、35歳から40歳あたりでは資産運用を始めておけると良いでしょう。(もちろん始めるのが若ければ若いほど、資産は大きく育ちます。)

以上、インデックス投資の利回りと、その利回りで運用した場合の資産推移のシミュレーションでした。

長期的な資産形成を目指して、ぜひインデックス投資に取り組んでみてください。

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