資産運用をしないと長期的には大きな差に!複利の力を理解しよう

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※この記事は「資産運用入門(初心者向け)」の第2回です。

ざっくりいうと

キャプテン
  • 資産運用をしないと、長期的には、2倍以上も資産の額に差が開くこともあるぞ。
  • 資産運用では、複利でお金が増えるから、短期的には小さな差でも、長期でみると大きな差になるんだ。

資産運用をしないと長期的には大きな差に

35年間の貯金と資産運用の差

前回、資産運用とは「しばらく使わないお金で資産を買って、お金を増やすことだ」という説明をしました。

資産運用とは、しばらく使わないお金で資産を買うこと

2019.02.15

しかし、中には「あまり増えないな」と思われた方もいるかもしれません。

そこで、今回は「資産運用を行った場合」と「行わなかった場合」の長期的な差を見てみようと思います。

(シミュレーションの前提)

以下のような前提条件でシミュレーションをしてみましょう。

2つのパターンを比較する

(A)毎月5万円(年間60万円)を貯金する

(B)毎月5万円(年間60万円)を資産運用で増やす

※なお、(B)の資産運用では、毎年5%資産が増えるものとします。

(A)が資産運用をしなかった場合、(B)が年利5%で資産運用を行なった場合です。

(シミュレーションの結果)

(B)は資産運用をしているといっても年利5%ですから、短期的には、そんなに大きな差にはなりません。比較期間が1年間であれば、(A)が60万円に対して、(B)は63万円と3万円の差しかありません。

それでは、35年間と長期でみると、どのようになるでしょうか。

以下のグラフをご覧ください。

(B)は、(A)の2倍以上に

35年目では、(A)の資産総額が2,100万円なのに対して、(B)の資産総額は5,419万円。

驚くべきことに、2倍以上の大きな差が開いてしまいました!

長期的に考えると、資産運用をしないということは、資産を大幅に増やすチャンスを逃していることになるのです。

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資産運用では、複利でお金が増える

さて、年間5%の差がどうしてここまで大きくなってしまったのでしょう。

その答えは「複利」にあります。

複利とは

複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。

wikipediaより

たとえば、1万円があったとします。

これが複利5%で増えていく場合、以下のように次第に元本自体が膨らんでいくのです。

複利の計算

1年目:10,000円 × 5% = 500円の利益

2年目:(10,000円 + 500円)× 5% = 525円の利益

3年目:(10,000円 + 500円 + 525円)× 5% = 551円の利益

4年目:(10,000円 + 500円 + 525円 + 551円)× 5% = 578円の利益

5年目:(10,000円 + 500円 + 525円 + 551円 + 578円)× 5% = 607円の利益

72の法則

複利に関しては、「72の法則」と呼ばれる、有名な計算の法則があります。

これは複利でお金が増えるとき、72をその利率で割った年数で、資産が倍になるというものです。

たとえば、元本100万円が資産運用によって年利5%ずつ増えた場合、72 ÷ 5 = 14.4ですから、約15年で元本が2倍の200万円になるということです。30年あれば、元本の100万円は2倍×2倍(=4倍)で400万円になります。

資産運用の有無によって、長期的に大きな差がつく要因は、この複利の力にあったのです。

資産運用の重要性が伝わったでしょうか。

次回は、資産運用から得られる収益について、もう少し詳しく見ていきましょう。

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