投資信託とは?初心者向けにメリット・デメリットを解説

sponcered by







ざっくりいうと

キャプテン
  • 投資信託とは、資産運用を代行してくれる金融商品だ。
  • 日本には1000種類以上の投資信託がある。投資信託にお金を預けると、ファンドマネジャーが運用方針に従って、代わりに資産を運用してくれるぞ。
  • 資産運用を簡単にお願いできる代わりに運用手数料が必要だ。運用に掛かる手数料が高すぎないか、必ず確認するようにしよう。

投資信託とは

投資信託は資産運用代行サービス

投資信託とは、資産運用を代行してくれるような金融商品です。

大手のオンライン証券では1000種類以上もの投資信託を取り扱っており、それぞれの投資信託にはファンドマネジャー(投資信託の運用責任者)がいて、運用方針があります。

投資家が投資信託にお金を預けると、ファンドマネジャーがその運用方針に従って、そのお金を運用してくれます。債券に投資をする投資信託もありますし、株に投資をする投資信託もあります。他にも不動産(REIT)や金(ゴールド)に投資をするような投資信託も存在しますし、複数の種類の資産に投資をするものもあります。

投資家は好きなタイミングで解約をして、お金を引き出すことができます。お金を預けたとき(投資信託の持分を買ったとき)から解約したときまでに、運用で資産総額が増えていれば、お金は増えて帰ってきますし、運用で資産総額が減っていれば、お金は減って帰ってきます。

運用をお願いするのに必要な手数料

投資信託では、プロに資産運用をお願いしているため、もちろん手数料が発生します。

まずは、申込時の手数料があります。これは高いものだと3%程度も取られる場合があるので、必ずチェックするようにしましょう。最近は申込時の手数料が無料の投資信託も増えてきており「ノーロードの投資信託」と呼ばれています。

続いて、信託報酬と呼ばれる運用手数料が掛かります。これは投資信託によって決まっており、毎年発生します。たとえば、信託報酬が1%の投資信託で、現在預けている資産の額が100万円であれば、今年は1万円の手数料が発生することになります。この100万円が来年120万円に増えていたら、来年は1.2万円の手数料が発生します。

株や債券のそれぞれの項目でも書きましたが、長期でみた場合、平均的な年間のリターンは債券であれば3%前後、株でも7%前後です。そういった世界なので、信託報酬は1%違うだけでも大きな違いになることが分かります。信託報酬が高すぎないか、必ず確認するようにしましょう。

sponcered by

投資信託の種類

インデックス運用の投資信託

投資信託は大きく分けると、インデックス運用されているものとアクティブ運用されているものに分かれます。

インデックス運用というのは、たとえば「日経平均」や「NYダウ」のようなインデックス指数に連動することを目指して運用されるもので、インデックスファンドとも呼ばれます。

最初からインデックスへの連動を目指しているため、ファンドマネジャーがリターンを生み出せるかということを気にする必要がありません。その代わりに、ファンドマネジャーの腕は、いかにコストを抑えながら、インデックスに連動するように運用できるかという部分に発揮されます。

アクティブ運用の投資信託

アクティブ運用の投資信託というのは、ファンドマネジャーが自分の判断で預かったお金を投資して、高いリターンを目指すようなものを指します。

アクティブ運用の場合は、インデックス運用のリターンを上回ろうとして、独自の調査などを行うコストが嵩むため、一般的には信託報酬などが高いことが多いです。

多くのアクティブ運用は、長期的にみるとインデックス運用にパフォーマンスが劣ることが知られていますが、中にはアメリカのウォーレン・バフェットのように長期に渡って、市場平均に勝ち続けている投資家もいます。

投資信託で運用するメリット・デメリット

投資信託で運用するメリット

自分で運用しなくていい

投資信託で運用するメリットは、自分で運用をしなくていいという点に尽きます。

たとえば、アメリカのNYダウに連動するリターンを得られるように投資をしたいと思ったとしましょう。普通にこれをやろうと思うと、自分で30銘柄も購入しなければいけません。自分自身で都度、30銘柄も買っていると、売買手数料ばかり掛かってしまい、どんどん運用資金が減ってしまいます。

代わりに、NYダウに連動するインデックス運用の投資信託を買えば、大抵はノーロード(申込時の手数料ゼロ)で運用を開始できます。インデックスファンドであれば、信託報酬も1%を切ることが多く、年間0.5%程度の手数料で運用することができます。明らかに投資信託を用いて運用した方が、簡単でコストパフォーマンスも良いことがお分かりいただけるでしょう。

アクティブ運用の投資信託で運用する場合でも、自分の運用方針と近いものを選んでおけば、あとはファンドマネジャーが自分の代わりに株を買ったり、売ったりしてくれます。

投資信託で運用するデメリット

運用手数料が掛かる

投資信託で運用をするデメリットのひとつは、運用手数料が掛かる点にあります。

上でも書いたように、一般的な資産運用のリターンは債券であれば年間3%程度、株でも年間7%程度だと言われています。そのため、運用手数料で数%も取られると、運用成績が大きく毀損してしまいます。

投資信託で運用する場合には、運用手数料が高すぎないかという点は、必ず確認するようにしましょう。

他の投資家の影響を受ける

投資信託の隠れたデメリットは、他の投資家の影響を受けてしまうという点です。これはアクティブ運用の投資信託の場合に特に顕著です。

たとえば、こんな場面を考えてみてください。

あなたは100億円を運用しており、98億円を投資して、残りの2億円を現金で持っています。そして、株価が大きく下がったとします。

リターンを大きくしようと思えば、ここで残りの2億円で安くなった株を買いたいと思うのではないでしょうか。

しかし、実際に株価が下がったときに、他の投資家が怖くなって、投資信託を解約してお金を引き出し始めると、あなたは2億円の現金を投資家の引き出し要求への支払いに使わざるを得ませんし、それでも現金が足りなければ、さらに保有している株を売らなければなりません。本当は株を買うチャンスだったのに、株を買えないどころか、売らざるを得ない可能性まであるのです。

投資信託は、このように他の投資家の影響を受ける可能性があるので、その点にも注意が必要です。

sponcered by

「資産運用の種類」に戻る

sponcered by