株とは?初心者向けにメリット・デメリットを解説

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ざっくりいうと

キャプテン
  • 株とは、株主(会社のオーナー)になる権利で、取引所で売買されるんだ。
  • 株主になると、会社の経営に関わったり、会社が生み出した利益の一部を「配当金」として受け取れるぞ。

株とは

株とは、株主になる権利

株とは、株主(会社のオーナー)になる権利のことです

たとえば、もしもトヨタの株式を100%すべて持っていたら、あなたはトヨタという会社を丸ごと持っているのと同じことになります。もちろん、一般の個人がトヨタの株を100%買うことは金額的に不可能ですが。

さて、株主の役割と権利については、もう少しあとで詳しく説明しますが、その前に、そもそもどうして会社の株が売られているのかを説明しましょう。

そもそもどうして株が売られているの?

株を買うと、会社のオーナーの一人に加わることができると言いましたが、そもそもどうして株が世の中で売られているのでしょうか?

その理由は、大きく2つあります。

(1)会社がお金を集めるため

1つ目は、会社がお金を集めてビジネスを行うためです。

たとえば、Aさんが100万円を用意して、株式会社をつくったとします。

この時点では、Aさんが会社の100%オーナーなので、この会社には100万円のお金があり、Aさんが会社の株式を100%保有していることになります。仮に1000株発行されていて、Aさんが1000株すべてを保有していたとしましょう。

さて、Aさんは若い頃から不動産の仕事をしてきたので、マンションを建てて売るというビジネスをしたいと考えました。しかし、Aさんが土地を買って、マンションを建てるためには、100万円では到底足りません。そこで、このビジネスを行うために10億円を調達したいと考えます。

このときに、Aさんが資金を調達する方法のひとつが株を売りに出すことです

たとえば、現在保有している1000株に加えて、新たに会社から500株を発行して、10億円で売りに出します。もしも、この株を買ってくれる投資家Bさんが現れれば、Aさんの会社は10億円を手に入れることができるので、このお金でマンションを建てて売るというビジネスを始めることができます。

その代わりに、Aさんは1000株、Bさんは500株を持っていることになるので、Aさんは会社のオーナーとしての権利を約33%手放したことになります。

(2)株主が現金を得るため

株が売られている2つ目の理由は、既存の株主が、株を売って現金を手に入れるためです。

たとえば、先ほどのAさんの会社が、その後大成功した結果、100億円の価値がある会社になったとします。このとき、会社の株を500株(全体の約33%)持っているBさんは、約33億円分の価値がある株を持っていることになります。

最初に投資したのは10億円だったので、株の価値は約23億円分上昇したということになります。このとき、Bさんがそろそろ株を売りたいなと思って、売りに出す場合があります。

もちろん、Aさんだって、自分の1000株のうちの幾らかを売りに出す場合も考えられます。

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会社の上場とは?

さて、AさんやBさんが株を売りたいと思ったときに、その株を買ってくれる人をあちこちから探してくるのは大変です。そこで、買い手と売り手がお互いを見つけやすいように「取引所」で株を売買します

といっても、どんな会社の株でも取引所で売買できる訳ではありません。

ある会社の株が取引所で売買できるということは、多くの人がその株を買う可能性があるということです。そこで取引所は、新しい会社の株を取り扱う前には、その会社に問題がないかを事前にしっかりと審査します。

取引所で売買ができるようにするには、取引所に申請を出して、審査を経て、認められなければいけないのです。

このようなプロセスを経て、会社の株を取引所で売買できるようにすることを「取引所に上場する」といいます。

「上場企業」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは東京証券取引所などの取引所に上場している会社であるということです。上場しているということは、取引所の審査を通過したということなので、その会社の信用にも繋がります。

株主の権利と役割

続いて、株主(会社のオーナー)になるメリットを考えてみましょう。

どうしてお金を払って株を買ってまで、株主(会社のオーナー)になるのでしょう?

それは、会社の生み出した利益が手に入るからです。

株主は会社のオーナーですから、会社の利益は当然、株主のものです。そこで、会社はビジネスを通じて利益が出ると、その利益の一部を「配当金」として株主に支払います。

また、株主には役割もあります。

たとえば、株主提案権というものがあります。これは株主総会に参加して、会社の経営陣に提案を行う権利です。また、会社の株式の3%以上を保有していれば、役員の解任を請求することもできます。30%以上を保有していれば、取締役を解任することも可能です。

このように、会社の株式をどれくらいの割合保有しているかによって、株主の果たせる役割は変化します。

株というと、価格が上がったり下がったりするだけの券というイメージがあるかもしれませんが、実際には、このように会社の利益を受け取りながら、経営に対して関わっていくための「オーナーになる権利」を売り買いしているのです。

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株の種類

日本株

日本株は、東京証券取引所をはじめとする日本の取引所に上場されている企業の株式を指します。日本のほとんどの証券取引会社では、日本株を取引することが可能です。基本的には、ほぼ全て日本企業です。

米国株

米国株は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQをはじめとするアメリカの取引所に上場されている会社の株式を指します。SBI証券や楽天証券、マネックス証券など、日本の主要なオンライン証券では米国株サービスを取り扱っています。

アメリカの取引所に上場されている会社というと遠い存在のように思えるかもしれませんが、アップル、フェイスブック、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、スターバックス、P&G、マクドナルド、ウォルト・ディズニー、ナイキ、ネットフリックスなど、日本人の日常生活に染み込んでいる企業もたくさんあります。

株で運用するメリット・デメリット

株で運用するメリット

リターンが高い

長期的な計算では、米国株に投資すると平均して年間6.5%〜7%程度のリターンを得られることが知られています。債券が年間3%程度のリターンであることを考えると、株に投資する方が平均的には大きなリターンが期待できるということになります。

インフレに比較的強い

世の中にお金が溢れてインフレが発生すると、それらのお金は株式市場にも流れ込んで、株価を押し上げる働きをします。また、企業自体も販売している商品やサービスの価格を引き上げて、利益の額を増やしていくため、株に投資をすることで、比較的インフレに強い形で資産を運用することができます。

株で運用するデメリット

価格変動リスクが大きい

株価は常に変動するだけでなく、会社の業績が悪化していくと元に戻らない場合もあります。元本がそのまま帰ってくる債券と比べると、価格変動リスクが大きいということです。「元本が戻ってくるだろうか」とそわそわしてしまう心配性の人は、それによって売買の判断を間違えてしまう可能性もありますので、あまり株での運用には向いていないでしょう。

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